Envelope FOOD HALL|[福田商店]干しいも 咲(角切り)

遠州の自然と人の手がつくりだす干し芋

干し芋の発祥の地静岡で70年以上、栽培から加工まで昔ながらの製法でつくり続ける福田商店。素朴な甘さと奥深さのある干し芋は、遠州という場所と手間を惜しみなく掛ける人の手があって初めて完成するものでした。

咲(角切り) SOLD OUT
*価格は消費税込みの金額です

■とことん人の手を掛けています


福田商店の干し芋づくりは、さつまいもの栽培から。畑でどれだけ手間をかけたかで干し芋の味が変わると同店の福田社長は考えます。

春先に苗を植え、夏には日々草取り作業。畑の些細な変化に気づくことで、早い段階で、天候に合わせた手入れや害虫対策に取り組むことができます。

(写真提供:福田商店)

畑は100m先に太平洋が広がる海沿いにあり、足を取られてしまうさらさらの砂地。真夏の昼は焼けるように熱く、夜は砂漠のように温度が下がります。

この砂地の水はけのよさと寒暖の差は、おいしいさつまいもを育てるのに欠かせません。

▲10月末から始まる収穫の様子(写真提供:福田商店)

収穫後も、干し芋という形になるのはまだまだ先です。畑で貯蔵熟成をさせ芋の糖度をあげていきます。

▲藁で覆い雨水がしみるのを防ぎます。今や貴重な藁は、米農家から分けてもらいます(写真提供:福田商店)

いよいよ11月の終わりから加工スタート。選別してきれいに洗った芋を蒸かし、ひとつひとつ手で皮をむいていきます。

冷めないうちに作業をするので、まさに時間との勝負。この後、ピアノ線を使って裁断していきます。

(写真提供:福田商店)

乾燥は機械で水分を飛ばした後、天日干しで最終調整。同店のある静岡県掛川市は、冬になるとからっ風といわれる乾燥した強い風が吹きます。

この風と太陽は干し芋づくりには欠かせません。天日干しをするとしないとでは、芋の風味と味が違ってくるんだそう。

(写真提供:福田商店)

最後は、さらに低温貯蔵で熟成させていきます。干し芋が食べられるようになるまで、栽培から丸1年という月日がかかります。

▲無添加のため、開封後はできるだけ早くお召し上がりくださいね


▲スタッフのみなさん(写真提供:福田商店)

■スティックタイプの干し芋


干し芋といえば、薄くスライスされたものをイメージする方も多いのではないでしょうか。

干し芋「咲」は、食べやすさ抜群のスティックタイプのもの。静岡県では伝統の形で「角切り」と呼ばれています。

原材料となるのは、甘みの強い「紅はるか」。収穫後に貯蔵することで糖度が高くなり、食感もやわらかくなる品種です。

無添加、保存料不使用で安心して食べられるので、同店の干し芋は保育園や小学校でも採用されています。

▲表面の白い粉は、でんぷん質が糖化して自然に吹き出したもの

干し芋は、スティックタイプの「咲」とひとくちサイズの「こつぶな丸干し」の2種類。たっぷり召し上がりたい方は「咲」を、持ち運んだり、食べきりサイズがよいという方は「こつぶな丸干し」がおすすめです。

何か甘いものを食べたくなった時、干し芋なら気兼ねなく食べられます。シーンに合わせて選んでみてくださいね。

■ぜひ試してほしい食べ方


そのままでもおいしい干し芋ですが、トースターか焼き網で炙ってみてください。少しやわらかくなり、甘みも強く感じられます。

焼き芋を思わせる香ばしさとほっこり感がたまらないおいしさです。

温かいうちに、アイスと合わせて召し上がってください。あっという間にデザートのできあがりです。


SHOPPING MEMO


名称:甘藷蒸切干
原材料名:さつま芋(静岡県産)
内容量:200g
賞味期限:1か月以上のものをお届けします
保存方法:直射日光、高温多湿を避けて涼しいところで保存してください。開封後は賞味期限にかかわらずお早目にお召し上がりください。

食品のため、お客様都合での返品・交換は承れません。

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