ルチルクオーツが手元できらめくブレスレット
いくつもの繊細なビーズを集め、自らの手だけを使って繊細な作品に仕上げていく立田暁子さんのジュエリー。清らかなルチルクオーツをあしらったブレスレットをご紹介します。
■オリジナルカットのルチルクオーツを主役に
針を使わず手だけでビーズを通していく、立田暁子さんのジュエリー。まるで糸を紡ぐように、その指先からは美しい線が生まれます。
自身の名からつけられた「曉series」には、海外の加工所に依頼したオリジナルカットの天然石が使われています。
このブレスレットに使われているのは、ルチルクオーツ。天使の髪のような金色の内包物(ルチル)を含んだ水晶です。▲少しずつ表情が異なるのも、天然石ならでは
本体はカレンシルバーをメインに、細長いゴールドのバンブービーズを配しています。その脇には、小さな粒を集めて木の実のような形にしたビーズを添えて。
配置はすべてが調和するように熟慮されたもの。ブレスレットは身に着けていると動くものですが、あらゆる角度から見ても美しく、どんな瞬間も楽しめます。
■静かにそばに寄り添うブレスレット
立田さんが選ぶ素材はどれも薄くて小さくて、そして繊細です。シンプルな水晶を主役にした一連のブレスレットは主張が強すぎず、ジュエリーをつけ慣れていなくても気負わずに身に着けられます。
普段の日も、おしゃれして出かける日も。その日の装いに寄り添うように馴染みます。▲ブレスレット:全長約18cm(モデルの手首サイズ15cm)
長袖の季節は袖口からのぞかせて、半袖の季節には手首の彩りととして。気付けばいつも身に着けているような、なくてはならない存在になりそうです。
▲ガウン:[uryya]シルク ロングコート、シャツ:[uryya]シルク ロングブラウス
立田さんのジュエリーが美しいラインを描いているのは、留め具が通されていることも一つの理由でしょう。身に着ける時に少しだけコツがいりますが、どこで留められてるかを感じさせない静かな存在感です。▲2連部分に留め具を通して
アイテムにはそれぞれリーフレットが付属します。古い紙のような趣のある質感の表紙、中紙は半透明のワックスペーパー。
細部に至るまで、こだわりが詰まっています。▲裏表紙の見開きには、手書きで作品名が書かれています▲専用の化粧箱、ジュエリーボックスに入れてお届けします
■穏やかな気持ちで紡がれるジュエリー
立田さんとビーズの出合いは、お祖母様に旅先で買ってもらったネックレスでした。
幼い頃からものをつくる人への憧れがあり、作家として活動する以前からアクセサリーをつくりつづけていたそうです。
「ものづくりとは、自身を反映するものだと思っていますので穏やかな気持ちで素材に向き合える空間と時間を日々心がけています」と立田さん。
制作にあたっては、手を動かしながらデザインを決めていくのだそう。全てが美しく引き立つような配置を追求し、時には数日間身に着けて触れた感じや目に触れた感じを確かめながら、ゆっくりと時間をかけてその作品は完成します。
SHOPPING MEMO
素材:貴金属ビーズ(10金ー18金)、シルバー、ワックスコード、水晶(ルチルクオーツ)
サイズ:全長約17.5cm
※すべてハンドメイドでつくられているため、サイズに多少の誤差があります。
※画面表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。
※メンテナンスについて
取り扱いについて詳細は同封の説明書をご覧ください。
サイズ違いのお直しはできかねます。
現在お直し等は半年ほどお時間がかかります。
修理については立田暁子さんのインスタグラムよりお問合せください。