Envelope FOOD HALL|[東屋]宮島

しゃもじの名産地広島より、磨いて仕上げる「宮島」

日本の優れた道具の魅力を改めて気づかせてくれる「東屋」のしゃもじ。広島県倉本杓子工場とともにつくりあげた、手仕事ならではのなめらかな手触りが魅力です。
※2023年6月26日より価格改定いたしました

七寸/梓 SOLD OUT
*価格は消費税込みの金額です

■広島県宮島の名産品、しゃもじ

広島県宮島の名産品であるしゃもじ。その歴史は江戸時代中期までさかのぼり、弁財天が持つ琵琶をかたどってつくられたのがはじまりだそう。

今ではしゃもじそのものが「宮島」と呼ばれるほど、私たちの暮らしに根付いています。

時代を経て機械化が進むしゃもじ制作ですが、倉本杓文字工場では改めて原点に立ち返って手を使ったものづくりを重視。この東屋の「宮島」も、職人がひとつひとつ丁寧に磨きをかけて仕上げています。

▲2つのロゴ入り

■すり減るまで使ってもらうために

それにしても美しいのがその木目。色白できれいな材は「梓(あずさ)」という産地にも自生するカバノキ科の広葉樹です。

その中でも木肌が美しいものを選り、すっとまっすぐな木目の柾目を使っています。

塗装はしていないので、その自然な輝きは職人の磨きによる賜物。特に調理で使うと顕著ですが、しゃもじはいつの日がすり減るもの。プラスチックや塗り固めたものだとドキッとしますが、無塗装の木製ならばその点安心して使えるのではないでしょうか。

■理にかなったそのかたち

無塗装のしゃもじは、すべらないので気持ちよく手になじみます。使い始めは毛羽立っていますが(とはいえ私たちエンベロープスタッフは気になりませんでした)、これも使っていくうちに落ち着くそうです。

琵琶を模した可愛らしいかたちの宮島ですが、ちゃんと理にかなっていて、きれいなカーブによりごはんがよそいやすいようになってます。そして、すく面から柄までが自然な道筋で持ちやすく、昔の人の知恵を感じます。

茶碗やおひつによそうときは、押し付けずにふんわり盛るとごはんの間に隙間ができて余分な水分を逃すそうです。おいしいごはんをよりおいしくいただくために、ぜひお試しください。

■気持ちよく使うために気を付けたいこと

木のしゃもじはお米がくっつくイメージがあるかもしれません。

でも使う前にしばらく水に浸けておくとこれが解決。ぴっぴっと水気を払うと、炊きたてのごはんもくっつきにくく、よそいやすくなります。

また、木の道具で気を付けたいのがカビ。洗ったあと湿ったまま収納するとカビの原因になります。なので、水分を拭き取ってから、風通しのよい日陰で乾かすと、おろしたころの美しさが長持ちするそうです。

▲木製なので食洗器もNGです

SHOPPING MEMO

素材/梓
サイズ/幅63×長さ210mm
*若干の個体差があります。

配送・ラッピング

箱入りラッピング不可(ボックス入り商品です)
簡単ラッピング可(付属の箱を包装紙でお包みします)
ネコポス不可