Envelope Select|[未草]真鍮ハンガーHeavy
真鍮のハンガーで、クローゼットに美しい統一感
en_weekly造形作家小林寛樹さんと、布もの作家小林庸子さんによる創作ユニット「未草」。「自ら作る暮らし」を実践する彼らは、暮らしの中で欲しいと思った生活道具を自分達の手でつくっています。その一つ、真鍮のハンガーをご紹介します。
■真鍮をひとつひとつかたちにして
未草の真鍮シリーズのはじまりは、もう売り物にならないという変色した真鍮を目にしたときでした。処分されるという真っ黒に変色したそれを見て、何かに活かせないかと考えたそうです。
そして最初に誕生したのがこちらのハンガーです。
洋服に汚れがつかないように、でもピカピカになりすぎないように。丁寧に拭いてから、ひとつひとつ手作業でかたちつくられたハンガーは未草の二人が思い描いていたアンティークのような表情をしています。
■厚手のコートからタオルまで。4サイズ展開
真鍮ハンガーHeavyは服をかけた時に、肩のラインがゆるやかな曲線になるようにつくられています。
サイズはL、M、KIDSそしてminiの4サイズです。
Lは約W40×H24cm、冬物のコートやジャケットなど厚手のアウターに。
Mは約W35×H22cm、ワンピースやシャツなどに。
KIDSは約W27×H19cm、赤ちゃんや子供の洋服掛けに。
miniは約W17×H12cm、キッチンや、バスルームの洗面台のタオル掛けに。
*薄手のワンピースやコート、シャツには、同シリーズの「真鍮ハンガーLight」がおすすめです。
■活動の根底にある「自ら作る暮らし」
未草は現在、長野県黒姫を拠点に活動しています。
森を開拓することからはじまり、「自ら作る暮らし」を実践。美しく時に厳しい自然豊かな地で、その土地の木や土、石を使った家づくりを進めています。
▲写真提供:未草 撮影:高木由利子さん
彼らが生み出すのは、余計な装飾をそぎ落とした生活の道具です。
素材は真鍮、鉄、木、紙や石膏とさまざま。廃材や古布などもあり、私達が捨ててしまうものの中にも実は美しさが宿っていることを教えてくれます。
SHOPPING MEMO
素材:真鍮
サイズ(おおよそのサイズです):L/約W40×H24cm、M/約W35×H22cm、Kids/約W27×H19cm、mini/約W17×H12cm
※色移りなどはとくにございませんが、洗濯物など濡れた衣服への使用はおすすめしません。
※一点ごと手づくりのため、表記サイズや色柄に多少の誤差があります。