Envelope FOOD HALL|[aco wrap]天然ラップ S

何度も繰り返し使える、ミツロウのラップS

aco wrap(アコラップ)は、岐阜県のみつろうをベースにしたオイルをたっぷりとオーガニックコットンにコーティングした、洗って繰り返し使える食品用ラップです。土に還る自然素材だけでできたラップは、染めから加工まで1点1点手作業でつくられています。

こちらはSサイズの商品ページです。MサイズはこちらLサイズはこちらからお買いものできます。

*価格は消費税込みの金額です

■土に還る、天然の素材だけで

世の中が脱プラスチックへと少しずつ変化するなかで、以前より注目が高まっているエコラップ。欧米からはじまったこのアイテムも、ここ数年で日本でも見かけるようになりました。

エンベロープフードホールが「せっかくなら日本製のものを」と探し続けた結果出合ったのが、天然の素材だけでつくられたaco wrapです。

「オーストラリアで出合ったエコラップを、日本でもたくさんの人に使ってほしい」

aco wrapの浦川さんは、そんな想いでエコラップを日本の暮らしに合うようにアレンジ。染めから加工まで1点1点手作業でつくっています。

原材料はフェアトレードによってつくられたオーガニックコットン、岐阜県のみつろう、オーガニックホホバオイル、植物由来の天然樹脂。外装も含めて、全て土に還る素材からできています。

これを手で温めるとみつろうが柔らかくなり、食材や器をぴったりとラップします。みつろうとホホバオイルには天然の抗菌性があるので、食品の鮮度の持ちがよくなるそうです。▲みつろう色

■洗って何度も繰り返し使って

使った後は、柔らかいスポンジや手で優しく冷水で洗って自然乾燥させます。使用期限は、毎日水洗いをして半年~1年ほどです。▲汚れが気になる時は、食器用洗剤も使えます。ミツロウは熱に弱いので、冷水で。水で冷えるとミツロウがガチっと固くなるので、コーティングも落ちにくくなります

▲すぐ使いたいときは、毛羽立ちのない布巾でさっとふけばOK

保管は自然乾燥をしつつそのまま吊るしておくか、くるくると巻いてコップなどに立てておくとすぐ手が伸ばせて便利。埃などが気になる方は、カトラリーボックスなど容器にいれてください。夏場は冷蔵庫で保管をするのがおすすめだそうです。

■使い方は色々。食材を包んだり、フタの代わりに

サイズは、S・M・Lの3種類。日本の和食器にも合うように、考えられたサイズです。

野菜や果物などを直接包んだり、瓶・お皿・ボウルなどの容器の蓋代わりとして直接使用できます。(電子レンジには使用できません。)

Sサイズ(直径約130mm)は、小鉢や瓶・グラスなどのフタにしたり、玉ねぎ・生姜などの切り口に。

▲蘇芳色

▲玉ねぎ:蘇芳色、生姜:泥色。特に生姜の保存にはおすすめで、野菜の形状に合わせて、ぴったりと貼りついてくれます

手持ちの保存容器の下に敷くと鮮度がキープされるので、この使い方もぜひお試しを。みつろうの持つ保湿性のおかげだそうです。

Mサイズ(直径約190mm)は、丼鉢やスープ皿などのフタにしたり、アボガドや大根などの切り口に。▲みつろう色

おすすめは、チーズの保存。みつろうの保湿力で乾燥をおさえ、空気を通すので発酵するなかで水分調整をしてくれるそうです。

また、刻みねぎやみょうがなど、袋型にして保管をしても。料理の下準備として保管しておいて、使う時にパッと開けるので便利です。

Lサイズ(直径約330mm)は、ボウルやパスタ皿などのフタにしたり、キャベツなど大きな葉野菜・パンの切り口に。

▲翡翠色▲キャベツ:翡翠色、レタス:泥色

袋型にして、マッシュルームなど細かな野菜をまとめて保存も。

サンドイッチを包めば乾燥を抑えて、美味しさを保ちます。

袋型に包んで、そのまま外出先へ持っていけます。

アウトドアシーンなどで食べるときは、そのままお皿代わりにも。

■奄美大島の職人が染める、日本の伝統色

色は5色展開。季節の移り変わりと旬の野菜との相性で楽しんでもらえるよう四季折々の自然の色彩を採り入れた日本の伝統色「かさね色目」の組み合わせを基にしています。

▲上段左から、みつろう色、蘇芳色、泥色。下段左から、翡翠色、青色

みつろう色は、みつろうそのものが持つ独特な美しい色を活かした自然の色です。ミツバチの食べる花や状態によって色味に差がでますが、自然のままの色と風合いとしてその違いも含めて楽しんでください。

その他の色は、日本を代表する絹織物である奄美大島紬の泥染めを行う、金井工芸の天然染色によって、独特の美しく上品な色合いに仕上げられています。染める季節や草木の状態によって、ひとつずつ染め色や濃淡に差が出ます。草木染めならではの風合いとして、お楽しみください。

▲写真提供:aco wrap

■ほんの少しでもゴミを減らした生活を

aco wrapを使う生活をはじめると、ささやかな違いかもしれませんが、無駄なゴミをほんの少し減らして暮らすことができます。

「環境にやさしい生活」を完璧に実践するのはどうしても難しいですし、何かひとつ実践したからって、世の中が抱える問題解決にはまだまだ気が遠くなるほどの距離があります。

それでも、こういう毎日を積み重ねつつ食や環境と向き合うことは、結果的に自分にとっても心地よい生活につながっていくのかもしれません。

aco wrapのある暮らしを、ぜひ体験してみてください。

▲写真提供:aco wrap

SHOPPING MEMO

【材質】
オーガニックコットン、みつろう(岐阜県)、USDA認証オーガニックホホバオイル、天然樹脂

【サイズ】
130mm(3寸皿が目安)

【aco wrapの性質】
●みつろうの性質上、冷蔵庫に入れておくと自然に固くなります。常温に置くと、しばらくして柔らかさが戻ります。
夏季は気温が上がるため、みつろうが柔らかくなりべたつきが強くなります。冬季は気温が下がるため固くなり、べたつきが減ります。べたつきが気になる時は、常温でのご使用よりも冷蔵庫内のご使用に切り替えることをおすすめします。
使い始めは、みつろうや樹脂に含まれる素材そのもののべたつきや香りがありますが、使用すると徐々に薄れていきます。

【お手入れ方法】
●使用後は冷水で優しく洗い、自然乾燥して風通しのよい場所で保管してください。
●より長くご使用いただくために、洗剤を使用する場合は弱酸性の食器用洗剤でのお手入れをおすすめします。ゴシゴシ洗いをせず、しっかり泡立てた泡で優しくなぞるように洗ってください。

【保管方法】
●過度に折りたたまず、平積み、または軽く巻いて保管してください。
●保管場所に困っている場合は、空き瓶などを使用して巻いたラップを立てた状態で保管したり、フックのついたクリップに挟んでキッチンに吊るして保管するのがおすすめです。
●使用期間が長くなるにつれ、折り目の染み、少々のコーティング落ちは天然ラップの特徴ですので使用には問題ありません。

【お取り扱い上の注意】
●本製品はみつろうを使用しているため、熱に大変弱いです。取り扱いに十分ご注意ください。
●みつろうの融点は65℃程度です。製品の特性上、食洗器・電子レンジ・オーブン・直火・冷凍室では使用しないでください。
●直射日光を避けて、高温の場所や、火気には近づけないでください。
●酸性の強いもの、油分の多いものに使用した場合は、製品の傷みが早まる可能性があります。
●生肉や魚などは、直接触れないように器に入れ、器のカバーとしてご使用ください。
●蜂蜜にアレルギーのある方は直接・間接的に使用しないでください。
●1才未満の乳児の口に入るものには、直接・間接的に使用しないでください。
●みつろうが食器や食材に付着した場合、洗って取り除いてください。お湯で洗うと落としやすいです。
●漆製品など、みつろうが付着して困るようなものへのご使用はお控えください。
●製造過程の中でまれに、天然由来の樹皮が布地に付着することがあります。初めてのご使用の前は、一度水で洗ってからご使用ください。
●強い色素の食材を包むとシミの原因のひとつになりますのでご注意ください。

 【aco wrapの寿命】
上記の使用方法で、毎日ご使用いただいた場合、平均使用期間は約半年~1年となります。
全体的に表面のコーティングがぽろぽろと落ちやすくなり、粘着が弱くなったら終わりの目安です。
●本品は野菜の購入時の状態、冷蔵庫の管理などによって差があるので、必ずしも全ての食品の長持ちや腐敗防止を保証するものではありません。