お酢屋さんが手掛ける、朝と夜のレーズン
京都西陣で190年以上前から京都の台所を支えてきた林孝太郎造酢。選りすぐりの素材と、時間を惜しまない伝統製法で、「お料理の味を引き立てる酢」をつくり続けています。そのお酢屋さんがつくった「朝のレーズン」「夜のラムレーズン」をご紹介します。
■素材が活きる甘酸っぱい味
林孝太郎造酢の「朝のレーズン」「夜のラムレーズン」。
きっかけとなったのは、ドライフルーツのラム酒漬けを手みやげでくださったあるお客様だったそう。その方からおいしいヨーグルトに使える商品がほしいというご要望があり、考えたのがこの2種類のレーズン。▲左から、朝のレーズン、夜のラムレーズン
この2つ、基本の材料は同じで有機レーズンに100%ぶどう果汁、和歌山県産南高梅の梅酢、そして孝太郎造酢の京あまり米酢が使われています。
▲朝のレーズンの原材料。ぶどう果汁は酸化防止剤不使用のもの
▲夜のラムレーズンは、朝のレーズンにラム酒を加えています
素材のレーズンを活かすため、当初使っていた砂糖を徐々に減らし、最終的にぶどう果汁だけで甘みをつけるという方法に辿り着きます。
さらにお酢を加えて、毎日食べても飽きない甘酸っぱい味に仕上げています。砂糖を使わず甘さと酸味のちょうどよいバランスを見つけるのは、とても大変だったそう。
▲レーズンはとてもやわらくジューシー
■朝と夜、どちらを選びますか
ぶどう果汁の自然な甘みとお酢の酸味がおいしい朝のレーズン。そのまま食べてもいいですし、シリアルやヨーグールトに加えたり、そしてマリネや肉料理にも。子供から大人まで、みんなで楽しめます。
そして、夜のラムレーズンは朝のレーズンにラム酒を加えています。
ラム酒は沖縄県でさとうきびを使い無添加、無着色、無香料でつくられたものを使用。
手間とコストはかかるものの、風味の力強さを感じることができる貴重なラム酒。その芳醇な香りに包まれたレーズンはまさに大人の味。一日の頑張ったご褒美にそっと癒しをくれます。
こちらもそのまま食べても、バニラアイスに混ぜたり、お菓子作りに使うのもおすすめ。お酒とも合うのでおつまみにもなります。
アルコールが3%含まれていますので、お酒が気になる方やお子様などはご注意下さいね。同店の甘酸っぱいレーズンを使ったバターサンド。これは絶対おいしいはずと思い、さっそくつくってみました。▲夜のラムレーズンを使用。こんなに簡単に本格的な味になるとは驚きです
つくり方は簡単。
やわらかくしたバターと溶かしたホワイトチョコレートをあわせたクリームを冷蔵庫で冷やします。市販のクッキーにクリームと汁気を切ったレーズンをはさんで完成です。
レーズンの酸味が濃厚なクリームのアクセントになって絶品でした。朝と夜どちらを使ってもおいしくできます。▲ラムレーズンをリコッタチーズにのせて
「朝のレーズン」「夜のラムレーズ」、あなたはどちらを選びますか。その日の食べるシーンや時間帯で、選びながら楽しむのもいいですね。
■京都で愛され続けるお酢屋さん
同店の始まりは190年以上前。もともとは酒と酢をつくっていました。
お店の名である「孝太郎」さんの代に、分家としてお料理屋さんや仕出し屋さんへ向けたお酢を専門で手掛けるように。
「お酢は決して出しゃばらず、お料理の味を引き立てる名脇役のような存在であるべき」という考えのもと、職人によって時間をかけてつくられているのが同店のお酢。
自分たちの子供が安心して食べられるものをと、化学調味料などに頼らないものづくりを続けています。▲7代目の林孝樹さん
写真提供:林孝太郎造酢(11、12枚目)
SHOPPING MEMO
名称:レーズン加工品(朝のレーズン
原材料名:葡萄果汁(国産)、有機レーズン(アメリカ)、梅酢、米酢
名称:レーズン加工品(夜のラムレーズン)
原材料名:葡萄果汁(国産)、有機レーズン(アメリカ)、梅酢、米酢、洋酒
内容量:各187g(固形量80g)
賞味期限:1か月以上のものをお届けします
保存方法:直射日光を避け、涼しい所に保存してください。
開封後は要冷蔵(10℃以下)で保存し、お早めにお召し上がりください
食品を含むため、お客様都合での返品・交換は承れません。