季節を問わず、一枚で主役になるブラウス
自然の色合いを一枚一枚に宿し、独特な表情を持つTabrikの洋服。ボリューム袖と背面のプリーツがアクセントになったブラウスをご紹介します。

■ 一枚で主役になるブラウス
バンドカラーのすっきりとした襟から、裾に向かって広がるふわりとしたシルエット。どこから見ても美しく、一枚で主役になるブラウスです。
▲巻スカート ペーパー着用(モデル身長:156cm)
前身頃は襟先だけにギャザーが入り、襟周りや肩周りはすっきり。甘くなりすぎず洗練された印象です。ゆったりとしたラグランスリーブは切り替え下にギャザーを寄せて、ボリュームのある袖に。
4つのボタンが並んだややすぼまった袖口が、メリハリをつけています。
▲袖口には4つのボタン
後ろ身頃はギャザーをたっぷりと取りました。センターに挟み込んだ細やかなプリーツ生地が、風や身体の動きに合わせてふわりと揺れます。
カーキはヤマモモの樹皮である渋木から抽出した色素を使った、上品で深い色合い。生地の重なりから生まれる陰影とあいまって、趣のある表情を魅せてくれます。
■ 細やかな手仕事で仕上げる
自然になじむ色合い、デザインでありながら、ひとつひとつの細やかな手仕事が独特の女性らしさを添えます。▲プリーツ生地は京都のプリーツ工場でかけられた、Tabrikオリジナルのもの
使用されているボタンは共布をくるんだ薄いくるみボタン。ハトメ穴のついたくるみボタンは、さりげなくコーディネート全体を引き締めてくれます。▲開きのボタンは2つずつ、並んでついています
両脇にポケットがついているのも嬉しいポイントのひとつ。▲ポケットはステッチも少なく、さり気ない仕様
■つくり手「Tabrik」のこと
2000年にスタートしたTabrikは、国内の産地で生地をつくり、そこから着想を得て服を仕立てるブランド。自然素材と手仕事を取り入れたアイテムは、ナチュラルになりすぎず洗練されていて装う楽しさを教えてくれます。
生地の制作を依頼する工房の開拓から服づくりまで、デザイナーである手島紋さん一人でこなしています。
《つくり手ファイル》自然素材にスパイスを添えて/Tabrikの服
SHOPPING MEMO
素材:麻(ラミー)100% プリーツ部分ポリエステル100%
サイズ(平置き):着丈 約64cm、袖丈(ネックポイントから)70cm、袖幅(切替部分) 約19cm、袖口 約21cm
モデル身長:156cm
お洗濯は単独で手洗いをお願いします。漂白剤、蛍光剤の入った洗剤のご使用はお避けください。
・タンブラー乾燥は避け、形を整えて陰干しをしてください。
・はじめの数回は着用の際の摩擦により、他の衣類などに色が付着することがあります。
・経年変化により、ゆっくりと変化していく色味もお楽しみください。
・お洗濯、保管の際は日陰になるようにしてください。
・この製品のプリーツ部分は熱処理でプリーツ加工をしていますが、永久的ではありません。濡れた場合はハンガーに吊るして乾かしてください。
・お洗濯、保管の際は日陰になるようにしてください。