手編みのラタンモチーフが彩るトートバッグ
ひとつひとつ籐で編んだモチーフがついた、いたしおりさんのトートバッグ。ちょっとそこまでのお出かけやサブバッグとして、様々なシーンで持つことができます。
■力強さと繊細さが調和
華奢な持ち手がついて繊細な印象のバッグと、生命力を感じさせる籐の力強さが調和したトートバッグ。クラシカルなワンピースにも、デニムなど普段の装いとも相性がよい佇まいです。
▲ロングベスト(寂然たる pinafore vest) モデル身長155cm
色はivory、green、pink の3色です。それぞれの色に合わせて籐のモチーフのデザインが異なります。
▲(左から)ivory、green、pink
ivoryは無地ですがgreenとpinkには植物模様の生地が使われています。
これらはいたさんがお子さんとの散歩道で出合った植物。染料をふくませて魚拓のようにその姿をコットン生地に映し出しています。
この秋のはじめから冬にかけて見つけた南天やイネ科の植物や庭に自生しているオリーブなど。どれも葉脈など細かい部分まで見て取れる繊細さです。
柄の入り方はひとつひとつ異なるので、他にはないバッグに仕上げられています。
■A4サイズが入ります
バッグのサイズは約w24.5×h34.5cm。マチはありませんが、A4サイズが入る大きさです。
▲雑誌や長財布もきれいに収まります
持ち手の長さは58cmと長め。下げて持つだけでなく肩掛けもできて、荷物の持ち運びが負担になりません。
モチーフ部分を避ければコンパクトにたためるので、バッグに入れて持ち歩いても。
■籐の個性が活きるように
モチーフに使われている籐は東南アジアのもの。加工できるように水に浸けてふやかす下準備からはじまり、編み上げてから毛羽立ちを焼き、オイルで仕上げるまで。手間をかけながらひとつひとつつくられています。
制作するときに考えるのは、植物のありのままが活きるように。籐の生え癖や張り感などの特性を見極めながら編まれています。
▲バッグの内側。モチーフはこのような感じで留められています
■絵を描くようにかごを編む人
つくり手のいたしおりさんは絵に携わる仕事を経て、籐でかごやアクセサリーを編むようになりました。
絵を描く感覚で編まれた作品は、伝統的な技法を用いながらも自由な線を描き他にはない存在感があります。
幼い頃から野に咲く草花に魅了されてきたいたさん。誰かに育てられているわけでなくたくましく生きる野草のように、自然に暮らしに根付く美しいものを編みつづけています。
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《つくり手ファイル》野に咲く草花のように。/籐作家いたしおりさんSHOPPING MEMO
素 材:籐、コットン
サイズ:約w24.5×h34.5cm 持ち手58cm
※万全を期して制作していますが、天然素材を使用しているため乾燥や湿気により接着部分が外れることがあります。
※モチーフ部分の乾燥が気になる場合はお手持ちのオイルなどでお手入れしてください。
※greenとpinkは模様の入り方がひとつひとつ異なります。
※天然素材を使った手仕事品のためサイズは誤差があります。ご了承ください。
※オンラインの画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。