持ち歩いても、日用品を入れても。暮らしのあれこれを受け止める包容力

■持ち歩いても、日用品を入れても。いくつあっても困らない15cmの深さ

実用的なサイズ感と洗練された形が両立している、吉岡綾子さんがつくる白樺かご。

約15cmの「やや深め」は、車の助手席に置いても荷物を出し入れしやすい深さ。お散歩に持ち歩いても気分上々な出番の多いサイズ。収納したままお部屋に置いていても素敵なのでいくつあっても困らない暮らしの収納かごです。

▲ワンハンドルマルシェ （やや深め）


▲写真右が「やや深め」

■白樺の木がそっと寄り添ってくれるようなやさしさ

かごに触れるとしっとりと柔らかく、植物であることを感じられ、日々の暮らしの中で白樺の木がそっと寄り添っていてくれるような、そんなやさしい気持ちにさせてくれます。

ぎゅっと編まれた吉岡さんの白樺かごは、ずっと握って持っていたいような持ち心地のよさを感じます。白樺の皮はまるでしなやかなレザーのようです。

■日々使うふきん、文庫本、CDジャケット……何を入れてもまとまる包容力

やや深めのはサイズ感は、高さが文庫本と同じくらい。何かを「ちょっと置きたい」と思うとき、そんな居場所をつくるのに役立ちます。
他にも正方形のコンパクトディスクを入れるのにもぴったり。横広で取り出しやすいので編みかけの毛糸を入れたり、常備野菜の保存や日々使うふきんを入れても使い勝手がよさそうです。


やさしい明るい色味は様々なものと調和。生活感を少し消したい、そんなアイテムの収納にも活躍してくれそう。何を入れてもまとまる包容力があります。

▲ワンハンドルの白樺かごは３サイズがあります。左から「浅め」「深め」「やや深め」

■お手入れは水拭きとオイルで保湿

白樺の樹皮は水洗いが可能。汚れてしまったり、乾燥を感じたら、濡らした布でやさしく拭いたり、年に１～２回水拭きとオイルで保湿するとしっとりします。

▲白樺樹皮クラッチバッグ／ポシェット

＜手入れの仕方＞
1.  濡らした布でやさしく拭きます（もしくは水洗い）
2.  水分を拭き取り風通しの良い場所で自然乾燥。
3.  オイル（植物油）を布に含ませ、やさしく拭きます。オイルは浸透しやすいグレープシードオイルがおすすめだそう。ミツロウクリームもより保湿力を高めます。

■日々の暮らしに自然や森を感じられるように

「白樺にふれることで、森の中にいるように、静寂の中で風の唄が聴こえるように、そんな素敵な時間を届けたい」と、白樺かごを編み続けている吉岡綾子さん。

mori + ayaco yoshioka は、作品を通じて森とつながって欲しいという願いを込めて名付けられました。

しなやかな白樺の木の皮でしっかりと編まれたかごは、時間の経過をゆっくりと感じさせ、日常のひとつひとつを丁寧に大切にしたくなるようなやさしい空気をまとっています。
▲綾子さんの新たな活動「FACTOREM（ファクトーレム）」をスタートした最初のアトリエ

吉岡さんはこんなふうに話します。

「白樺の樹皮にふれると不思議と気持ちがスッと落ち着いて、やさしい空気に包まれます。森とつながることは、地球、そして宇宙とつながること。

写真提供：mori + ayaco yoshioka 10、11枚目

■関連記事

《つくり手ファイル》白樺にふれることで森の中にいるように／mori + ayaco yoshioka 吉岡綾子さん

SHOPPING MEMO

材質：白樺樹皮
サイズ：幅約34㎝（いちばん幅広い部分）×高さ約21㎝×奥行き21㎝×持ち手含む 高さ29㎝
重さ：約500g

※白樺かごは天然素材で手づくりしているので、一つ一つ形やサイズが違います。
※自然のものですので色の違いやはがれ、多少の傷や割れがありますが、使用するには差し支えありません。
※天然素材を使った手仕事品のためサイズは誤差があり、歪みや隙間がある場合があります。ご了承ください。
※画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。