注ぎやすさが魅力、アルミの雪平鍋
つつーっと気持ちよく注ぐことができるのは、注ぎ口がペリカンの口ばしのようなかたちをしているから。プロの料理人に愛される「中尾アルミ製作所」のペリカン雪平鍋をご紹介します。
※価格改定をいたしました
■液だれしない、細長い注ぎ口
中尾アルミのスタッフ野中さんのお宅で目にした時から気になっていた「ペリカン雪平鍋」。エンベロープでも販売できることになりました。
その名の通りペリカンの口ばしのように注ぎ口が長細いアルミ製雪平鍋は、液だれせずに注ぐことができる優れものです。
▲水切れがいい理由はこの注ぎ口のつくりにあり
野中家では、朝食のカフェオレやミルクティづくりにこの鍋が活躍。中尾アルミの鍋は目盛りがついているので、いつも同じ味に仕上げることができるんですよとおっしゃってました。
▲目盛りがついているから計量不要。喫茶店やカフェでの利用が多いのがわかります
お茶を淹れる時だけでなく、出汁をとって容器に移す時にも、タレやソースをつくって料理にかけるときにもこの口ばしが役立ってくれます。
■アルミならではの熱伝導率のよさと、軽さと
ペリカン雪平鍋には純度の高い国産アルミが使われています。アルミは熱伝導率がよいのが特長の一つ。しかもこの鍋は1.7㎜厚なので、あっという間にお湯が沸きます。
▲野中さんのお鍋はワンサイズ下の直径16.5㎝です
以前はステンレスのヤカンでお湯を沸かしていた野中さんですが、アルミの方が速いので少量の湯沸かしはこの鍋を使っているそうです。
▲打ち出しにより表面積が広がり、熱伝導率がさらにアップ
▲凹凸模様に出汁がきらきらと反射してきれいです
その軽さもアルミのよさの一つ。直径18㎝のペリカン雪平鍋はわずか400g。自然と出番が多くなるはずです。
▲少し上がった取っ手の角度も使いやすさが考えられています
サイズは汎用性の高い直径18cm。2~4人分の味噌汁や煮物づくりにもちょうどいい大きさです。
■知れば安心のお手入れ方法
初めて使うときのお手入れをご紹介します。
まず鍋をよく洗い、お米のとぎ汁や野菜くずを水と一緒に入れ、ひと煮立ちさせ被膜をつくります。そうするとある程度、変色を防ぐことができます。
毎日のお手入れは、とてもシンプル。スポンジに洗剤をつけて洗って乾かすだけです。ミルクを温めたときにつく被膜などは、あらかじめ亀の子たわしで取るときれいになりますよ。
空気や水によって黒っぽく変色する場合もありますが、アルミ自体が保護膜(黒ずみ)を成形して腐食から守ろうとしているからで、害はありませんのでご安心ください。
もし変色が気になったら、クレンザーで磨き洗浄した後、変色防止のとぎ汁や野菜くずでもう一度お手入れをしてください。
▲右半分が黒ずんだ状態。お手入れでこんなにきれいになります(写真提供:中尾アルミ製作所)
■経験と技術がつくる美しい道具
昭和33年の創業より、名シェフに愛される鍋をつくりつづける中尾アルミ製作所。おいしいもののためには妥協を許さないプロの声を生かした商品には、もちろん家庭用としても優秀です。
「耐久性の高い国内のアルミ素材を使い、国内で製造すること」を大切にする同社ですが、機械だけではいいものはつくれず、そこに携わる人が重要なのだといいます。
いいものづくりは、長年の経験と技術が欠かせないのだそうです。
▲成型の様子 写真提供/中尾アルミ製作所
▲すっきりとした取っ手の接合部。随所に機能美が宿っています
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《おいしいつくり手》レストランでも家庭でも。中尾アルミの鍋が愛される理由。SHOPPING MEMO
材質:アルミ
サイズ:18cm 容量1.6l 底の厚さ1.7㎜
※IHではご使用いただけません。
※変色の原因となるため、食洗機は使用しないでください。
※空焚きをしないでください。
※使用後はよく洗って乾燥させてください。
※縁まで水等を満した状態で使用しないでください。
※アルミ製品は酸やアルカリ性のものに弱いため、お鍋の中に長時間料理を保存しないでください。
※洗う際はナイロンタワシをご使用ください。
※こげつき等を落とす際は、ナイフ等特に鋭利なものの使用はお避けください。
※酢、重曹等の酸性またはアルカリ性のものの使用はなるべくお避けください。
※こちらの商品は箱付きではありません。