■「煮る」「茹でる」「揚げる」を力強くアシスト
火にかけると、早く熱が入り、銅の熱伝導率のよさをあらためて感じます。
アルミの2倍、鉄の5倍といわれるほど熱が伝わるのが早く、鍋全体に均一に熱を行きわたらせることができるので、ちょっとした調理も大助かり。
お湯を沸騰させるのはもちろん熱がまんべんなく伝わることで、煮崩れを防ぎながらも均一に火を入れることができます。



▲注ぎ口も液だれせず感動。巧みにつくられています
一生ものの道具として使え、使い込むほどに味わい深い飴色へ。経年変化も楽しめるのも銅鍋の魅力です。

■扱いやすいコンパクトさ。ちょうどいい深さに惚れ惚れ
「茹でる」「煮る」「揚げる」に大活躍する、銅の片手鍋。
卵を茹でたり、野菜を茹でることはもちろん、錫引きしていない銅鍋なので、かぼちゃの煮物やあんこなど色味をきれいに仕上げたいものにも適しています。

旬のフルーツを使ったジャムやコンポートも大得意。もぎたてのフルーツを余すことなくおいしく調理できます。
煮込みなら鶏もも肉のクリーム煮、野菜のポタージュなどがよいでしょう。ただし銅は酸と塩分に弱いので、トマト系やワインなどは避けた方がよいそう。
毎日の料理なら15分くらいのさっと煮にぴったり。牛肉のしぐれ煮やそぼろなど醤油、みりん、酒、砂糖で仕上げる料理もよさそうです。



そのほかにもプリンのキャラメルソースやカスタードクリームなども◎ カスタードクリームなどの焦げ付きやすい卵、牛乳の加熱でも、温度調整がしやすく、なめらかに仕上がりますよ。

この片手鍋で2~3人前をイメージして便利に美味しくつくれます。鍋底だけが熱くなって焦げることなく、均一に火が通るのがうれしいポイントです。
▲コロンとしたサイズ感も◎
銅鍋は弱火で煮込むことが得意で、温度管理しやすく牛肉を硬くしにくいのもポイント。鋳物のように放っておくよりも、短時間で簡単においしく仕上げるというようなイメージです。
■注意するのは、酸と塩分に気をつけるだけ。調理後はすぐに別の容器へ
銅鍋は厨房のプロが使う道具という認識の方も多いのではないでしょうか。難しい道具と思う方も、気を付けるのは、酸と塩分のことだけです。
錫引きしていない銅鍋は酸や塩分に弱いので、調理後は鍋に料理を入れたままにせず、移し替えるのが鉄則。

▲こちらの銅鍋は錫引きしていません
内側に錫を引いてない分、酸や塩分には弱いですが、糖度の高い食材を煮詰める用途(ジャムやあんこ、キャラメルづくり等)や、高温に強いため、てんぷらに適しています。

銅鍋での調理後は、そのまま料理を鍋に入れて保管せず、すぐに容器に移すようにしてください。
酸や塩分が多いと、水気と反応して表面が黒ずんだりする場合があります。
使用後は速やかに洗って、塩分や酸が残らないよう中性洗剤と柔らかいスポンジですぐに洗い流します。洗ったあとは、水けをしっかりと拭きとり、乾燥した場所で保管を。

【お届けの際に】
素材の性質上、商品によっては表面が少し酸化した状態で触ると黒っぽくなっている場合も。使用には全く影響はありません。食器洗い洗剤で洗っていただけで準備完了です。
【もしもサビが出てしまったら】
焦る必要はありません。お酢と同量の塩を混ぜた液体や重曹を布やスポンジにつけてこすると、きれいに落とすことができます。
落とした後はしっかりと洗剤で洗い、水気を拭き取っておきましょう。

■熱くなりすぎず、重さを感じない持ち手の設計に注目
使い勝手のよさは、持ち手との一体感や持ち手の長さが影響。持つと、ちょうどよく握れて、バランスの良さを感じます。

▲持ち手部分がリベット留め。溶接で一体化しないので、熱が伝わりにくく火傷の心配をするほど熱くなりません
フォルムの細部に美意識が宿っているので、ノスタルジックな魅力にあふれています。物語の世界を彷彿とさせるうつくしい道具です。

■暮らしに役立つ、一生使える道具を
埼玉県所沢の工房で日々鉄と向き合い、生活の道具をつくる鍛造作家・羽生直記さん。

大学時代から鉄でものづくりをしてきた羽生さんはもともとオブジェなどをつくっていたそうですが、あるとき、一生使える道具づくりに興味を持ったといいます。その理由は、つくったものを通じて人とつながり、しっかりと反応がもらえるところ。
「鉄のメリットって、鉄分がとれるとか熱の伝わり方とか色々あると思うんですけど、自分にとっては一生使えるところが一番大きいです」
無骨な鉄をこれさえあれば他はいい、そんなふうに思えるほど、生活の道具として身近に使いやすくかたちづくる羽生さん。
そこには、さまざまな反応や対話を反映させたかたちがあるのでしょう。

力強さだけでなく、抜かりなく細やかに作られた鉄の道具が、今日の生活に静かに寄り添ってくれます。

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材質:銅
サイズ:φ約15cm×深さ約10cm、柄の長さ13cm、(柄の長さを含んだ)全長約27cm 約370g
※手仕事品ですのでサイズ・重量は大まかな目安です。多少の誤差はありますので、ご了承ください。
※IHではご使用いただけません。
※使用後に濡れたまま放置すると錆の原因となるため、すぐに空焚きして水分をとばしてください。
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