存在感のある四つ編み模様
北欧の先住民サーミ族による伝統を取り入れた、YOHEI NOGUCHIのサーミブレスレットをご紹介します。こちらでご紹介するのはピューターワイヤーの四つ編みを3本重ねたデザイン。

■北欧先住民の伝統的なアクセサリー
北欧の先住民サーミ族による伝統工芸品Duodje(ドゥオッチ)。野口陽平さんが手掛けるのは、その中の一つトナカイの革や角、ピューターワイヤーを使ったアクセサリーです。ピューターワイヤーを編み革に刺繍するブレスレットは、トナカイを食べて暮らすサーミ族ならではのアクセサリー、お守りのような存在です。
野口さんの作品は、日本で手に入らない希少なパーツを現地から直接仕入れてつくられています。
その伝統を取り入れつつ、あえてゆるく編むことでレースのような繊細さを表現。トライバルモードになりすぎず、普段の装いになじみます。サイズもわたしたちに合うようにつくられているので、手首に気持ちよくフィットします。
■装いを彩る、美しい編み目
このページでご紹介している「BRC027」は4つ編みが3列並んだデザイン。中心には3本取りを、左右には1本取りを合わせたシルバーの印象が強いブレスレットです。
トナカイの革は、使いはじめからやわらか。しっとりと肌になじみます。経年変化していくのでその様子もお楽しみください。トナカイの角のボタンは、現地の職人の手づくり。ひとつひとつ色や形がちがいます。手なじみのいい角ボタンを留めると、ほっとするような守られているようなあたたかみを感じさせます。
▲ボタンを留める紐もトナカイの革を編んでつくられています
ピューターワイヤーは、錫(すず)が96%入った、やわらかくしなやかなワイヤー。使っていくうちに粒が擦れてつぶれていき、つややかになります。一つでもさまになるブレスレットですが、複数使いしても。
野口さんのおすすめは革の色を揃えること。重ね付けをしたり、左右につけたりその日の装いに合わせておしゃれをお楽しみください。▲ブレスレットを重ね付けをして。シルバーリングとコーディネートしても
■この夏新色ネイビーが登場
革の色はホワイト(終売)、グレー、ブラック、カフェの4色に新色ネイビーが登場。身に着けていくうちに革はやわらかくなじみ、風合いが増していきます。▲左からブラック、ホワイト(終売)

▲左からグレー、カフェラテ▲新色ネイビー
▲上からBRC027、BRC011、リング:[YOHEI NOGUCHI]シルバーリングRS008
もし革がゆるくなってしまった場合は、ボタンや紐の補修を行ってくれます。▲モデルの手首は14cm、16cmをつけています
■サーミ族のものづくりを広げていきたい
つくり手の野口陽平さんとサーミ族の装飾品の出合いは、学生時代のこと。情報のない中、独学で制作方法を学び現地の材料を手に入れてつくるようになりました。

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コラム:《つくり手ファイル》北欧先住民の伝統をひも解き、今に伝える/YOHEI NOGUCHI 野口陽平さん
SHOPPING MEMO
素材:トナカイ革、トナカイ角、ピューターワイヤー、洋白
サイズ:幅2cm、長さ16cm(内径)
・すべてハンドメイドでつくられた1点ものですので、サイズに多少の誤差があります。
・角のボタンはひとつひとつ形がちがい、お選びいただけません。
・大量の水分は劣化の大きな原因となります.
※画面表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。