時代を映す、4つのダイヤモンドピアス
気づけば12月に入り、街はイルミネーションできらきら、私たち心も何となくわくわくと浮き立つ時期がやってきました。そんなホリデーシーズンは、一年の中でも一番ジュエリーの存在感が増す時期。
この時期限定の特別なコレクション「選べるダイヤモンド」では、新旧問わず”いま”に相応しい4つのダイヤモンドをセレクト。こちらのページでは、ピアスをご紹介します。
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■特別なダイヤモンドコレクション
ホリデーシーズンだからこそ何か特別なジュエリーを。そんな思いから誕生したのが、宝石の王様とも呼ばれるダイヤモンドのコレクション。
「征服されざる者」を意味する「adamas（アダマス）」を語源にもつダイヤモンドは、その硬さゆえに、長い間、研磨することが叶わない存在でした。そのカッティング技術は中世ヨーロッパで大きく花開くことになります。
こちらのコレクションでは、16世紀に考案されたものから近年開発されたものまで、ダイヤモンドのカッティングの歴史を辿るかのように、4つのダイヤモンドをセレクト。
▲上から、Diamond Combi Pierce、Diamond Combi Pierce、Rosecut Diamond Combi Pierce、Emeraldcut Diamond Combi Pierce
cobacoならではの繊細で品があるデザインで、日々の自分にさりげない美しさを与えてくれるジュエリーとして仕立てています。
■時代を映した4つのカッティング
カッティングの特長と歴史に着目しながら、4つのダイヤモンドピアスをご紹介します。
（１）Rosecut Diamond Combi Pierce｜ローズカット
中世ヨーロッパに誕生した、うるうるとした輝き
16世紀はじめ、人々がろうそくの灯りで夜を過ごしていた時代に、夜会に集う王族や貴族を魅了したのがローズカットダイヤモンド。ダイヤモンドの表面は全て三角の面で覆われ、シンチレーション（鏡面反射）と呼ばれるカット面への光の反射により輝きが生まれます。
光の屈折率や分散を利用した現代主流のものとは異なる、控え目ながらも上品で奥ゆかしいきらめき。ろうそくの灯りで、より幻想的にうるうると輝いていたのかもしれません。
ダイヤモンドがもつ澄んだ白さを美しく映し出すために、トップの石座にはプラチナを用い、覆輪留めで丁寧に包み込んでいます。あえてプラチナを組み合わせることで、ローズカット特有のうるうるとした輝きがそのまま耳元に宿ります。
ポストにはK18イエローゴールドを採用。肌になじむような落ち着きのある佇まいで、0.09ctダイヤモンドの静かな白さを引き立てます。
（２）Emeraldcut Diamond Combi Pierce｜エメラルドカット
落ち着いた品格のある佇まい
強い瞬きではない、素材のよさが現れる高い透明度と、落ち着いた品格のある光が特長。ローズカットダイヤモンドと同様、シンチレーション（鏡面反射）と呼ばれるダイヤモンドの表面に施されたカット面に光が反射して輝きます。
0.14ctのダイヤモンドの白さがいっそう際立つよう、石座にはプラチナを採用。石を覆うように留めることで、透明感のある輝きがすっと引き立ちます。
ポストにはK18イエローゴールド。異なる金属のコントラストが耳元に奥行きを添えるデザインです。
（３）Diamond Combi Pierce｜ラウンドブリリアントカット
理論と技術が結集した、現代のスタンダード
七色の分散光（ディスパージョン）、内部反射による力強い輝き（ブリリアンス）、そして動きに合わせて表面に現れるきらめき（シンチレーション）。この三つが均衡よく重なり合うことで、58のカット面を有するラウンドブリリアントならではの華やかな光が生まれます。
ダイヤモンド研磨の聖地であるベルギー・アントワープでカッティングされた高品質の0.10ctホワイトダイヤモンドを使用。カットグレード最高評価の 3EX（トリプルエクセレント）、カラーグレードはほぼ無色に分類される Hカラー のものを選びました。
ポスト
理論ど技術が結集した、スタンダードかつ最高峰のダイヤモンドピアス。特別なジュエリーとして、耳元できらきらと美しく輝きます。
（４）Princesscut Diamond Combi Pierce｜プリンセスカット
76のカット面が強い輝きを生み出す、新しいカッティング
1970年代後半に登場した比較的新しいプリンセスカット。ラウンドブリリアントを四角形に置き換えた構造をもち、76のカット面が生み出すモザイク模様が特長。力強いブリリアンスが導く、シャープでモダンな輝きが楽しめます。
留めには、高硬度の特殊プラチナ素材 TLP950® を採用。一般的なプラチナよりも硬さとしなやかさを備えているため、極細の爪でもしっかりと石を支えることができます。
繊細さと強度を両立することで、ダイヤモンドが宙に浮かぶような軽やかな仕上がりに。
ポストには K18イエローゴールド を用い、プラチナの台座に支えられたダイヤモンドの白い輝きとの対比が、手元にほどよい奥行きを生み出します。
■コーディネートを自由に楽しんで
「選べるダイヤモンド」コレクションは、ネックレスとリングでも展開しています。同じダイヤモンドで揃えて持っておくと、特別な日のコーディネートに美しく映えます。
CORDINATE 1｜ローズカットのピアスとネックレス
ゆらゆらとした控えめな輝きのローズカットは、日常使いにもぴったり。ラウンドシェイプのため衣服へひっかかり辛く、どんな服装にも馴染みます。
CORDINATE 2｜プリンセスカットのリングとピアス
カット面の多いプリンセスカットは、特別な日に揃えて身に着けると持ち主を引き立てながら美しく輝きます。
比較的華やかな印象のプリンセスカットやラウンドブリリアントカットも、cobacoの繊細なデザインにより身体にすっと馴染みます。そのため、ハレの日だけ……と囚われずに、何でもない日でも服装やシーンを選ばずに身に着けられそうです。
■小さく繊細で静謐なものの可能性に光を
「うつくしい日々の予感。」をコンセプトに、神戸三宮を拠点にジュエリーづくりを続けているcobaco。代表兼ディレクターの小林直剛さん、デザイナーの小林さや香さんのご夫婦2人で活動をされています。
「私たちのデザインしているジュエリーは小さく繊細なものが多いのですが、そんな小さな存在であるジュエリーに照らすことができるものの大きさ、広さを信じてジュエリーを日々制作し、お届けしています」
そう語るcobacoの生み出すジュエリーたちは、持ち主の魅力を引き立てる、余計な装飾のない引き算のデザイン。それを伝統あるジュエリー産地である山梨県甲府市の職人たちが、熟練の職人技によってひとつひとつ緻密に繊細にかたちにしていきます。
小さく繊細で静謐なもの。
その可能性に光を当てたcobacoのジュエリーは、身に着けた人の人生に静かに寄り添います。
（cobaco提供写真：20、21枚目）
SHOPPING MEMO
・素材：
Rosecut Diamond Combi Ring Pt900×K18イエローゴールド
Emeraldcut Diamond Combi Ring Pt900×K18イエローゴールド
Diamond Combi Ring TLP950®× K18イエローゴールド
Princesscut Diamond Combi Ring TLP950®× K18イエローゴールド
・石：ダイヤモンド2石
Rosecut Diamond Combi Ring 0.09ctUP×2
Emeraldcut Diamond Combi Ring 0.14ctUP×2
Diamond Combi Ring 0.10ctUP×2
Princesscut Diamond Combi Ring 0.08ctUP×2
・トップ：
Rosecut Diamond Combi Pierce 約3.5mm × 約3.5mm
Emeraldcut Diamond Combi Pierce 約3.2mm × 約4.2mm
Diamond Combi Pierce 約3.0mm × 約3.0mm
Princesscut Diamond Combi Pierce 約2.5mm × 約2.5mm
石について
・極細爪で石留めをしているジュエリー（Diamond Combi Ring / Princesscut Diamond Combi Ring）には、「TLP950®」という強度を高めた特殊なプラチナを採用していますが、爪がまったく曲がらないというわけではありません。着用時は強い力を加えないようご注意ください。
・石はすべて天然石のため、わずかなキズや内包物（インクルージョン）がみられる場合がございます。
・ひとつひとつ職人の手仕事で仕立てられているため、色味や幅などに若干の誤差が生じる場合がございます。
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