身体を支えて理想の寝姿勢に導く、ウールのベッドパッド

■理想の寝姿勢に導き、耐圧分散性をアップ

睡眠の質を上げるには、睡眠中の無意識な状態でも理想の寝姿勢を保ち、身体をらくにして眠ることが大切です。
弾力性の高いウールのベッドパッドは、マットレスや敷布団に重ねることで凹凸のある身体と寝具の隙間をなくし、自然に理想の寝姿勢へと導いてくれます。

理想の寝姿勢は仰向けで"立っているときのような姿勢"で眠ること。その体勢がとりづらかったり、横向きがラクな場合はマットレスの吸収力が足りていなかったり、体重の分散ができていない場合があります。

ウールのベッドパッドは体重が一部に偏らないよう、身体と密着し吸収することで寝心地をアップさせてくれる役割。▲仰向けに寝た場合。ベッドパッドが背面全体に密着することにより体重を分散

▲横向き寝の場合

硬いマットレスや敷布団を使用し仰向けの体勢で寝づらい場合、また寝心地の悩みがある方におすすめのアイテムです。

■吸湿性、放湿性の高いウールで、身体をやわらかく支えます

心地よい眠りのポイントになるのが、体圧分散と湿度コントロール。その湿度コントロールに役立ち、身体を支えてくれるのがウールです。

ISHITAYAのフランスウールピレネーベッドパッドで使われている天然ウールは、トップクラスのフランスピレネー産のメリノ種。

独自の技術をもつ1907年創業のオーストリアの老舗メーカーが化学的な加工を一切施さず、天然そのままの羊毛だけを使用してつくっています。

そのウール繊維の表面にある、うろこ状の表皮が開閉することで吸放湿を行います。

一見コンパクトですが、キルトの糸を外すと2～3倍のウールが詰まっています。

高い弾力性で身体をやわらかく支えながら、調湿性に優れた理想的な睡眠環境をつくることによって睡眠の質を高めることができるのです。
ウールと馬毛のベッドパッド、どちらも理想の寝姿勢に貢献してくれるアイテムですが、以下のような特性の違いがあります。

ウールのベッドパッド
・弾力性によって身体の密着度を高くし、寝心地をアップさせる
・調湿性と保温性に優れ、湿度コントロールにに役立つ

馬毛のベッドパッド
・調湿性、通気性に優れてムレを防ぐので夏季はとくに活躍する
・やさしい弾力性によって身体を支え、長く使うことができる

組み合わせ例と重ね順
＜涼しさを求める時季（上から）＞
麻 → 馬毛 → ウール・コットン

＜あたたかさを求める時季（上から）＞
ウール →馬毛→麻・コットン

■700g/㎡と1000g/㎡の2種類。2枚使いがおすすめです

ベッドパッドは羊毛の充填量が700g/㎡と1000g/㎡の2種類あります。700に比べて、肉厚な1000は高い弾力で身体を支えてくれます。

▲下：700g/㎡タイプ　上：1000g/㎡タイプ

2タイプあるうち、使い方としては分散力をアップするために700g/㎡のパッド2枚での使用がおすすめですが、大柄な方で1枚でのご使用をお考えの場合は1000g/㎡のタイプをお選びください。

今の寝心地を大きく変えたい場合や、よりリラックスして睡眠時間を過ごしたい方は2枚での使用をおすすめします。

▲厚みの違いはこの様な感じ。1000g/㎡は目視でも少し分厚く、頼りがいがあります。上から1000、700の順

▲700の側生地は表も裏も伸縮性にたけたトリコット生地。通気性がよく、見た目以上に弾力性があります

▲1000の表はトリコット生地で、裏は綿100%サテン織り

使い方は、敷き寝具の上にベッドパッドをのせ、フラットシーツやボックスシーツをかけてお使いください。時折、上下を入れ替えることでより長くお使いいただくことができます。

お手入れは1か月に一度の頻度で天日干しをしてください。ウールのベッドパッドは、軽量でコンパクトにたたむことができるので手軽にクリーニングもできます。

■ウールの弾力が驚くほど、寝心地を変えてくれます

ウールのベッドパッドの寝心地を体感したスタッフ2名に感想を聞きました。横になるとパッドの柔らかさを感じて身体の体勢が楽になると言います。

「弾力性によって寝心地が変わるとは思っていませんでしたが、詰まったウールが身体を支えてくれることで脱力し、胸も自然と開いた状態になりました。

ベッドパッド体感後、いつものマットレス＋敷布団で横になると、硬さがとても気になりました。ウールの弾力が驚くほど寝心地を変えてくれます」

「とにかく柔らかくてふかふかの眠り心地。全身の微妙な凹凸にフィットしてくれるので、横になった時の体勢が自然と楽になる感覚がありました。

とくに変化を感じたのは足先で、目覚めの悩みであっただるさや冷えが緩和されました」

■ていねいに、思いやりをもってつくられた天然素材の寝具にこだわり、心地よい眠りを伝えていく

大正12年創業、金沢の老舗寝具店 ISHITAYAは、布団の綿打ちや綿加工から事業がはじまりました。

現在は天然素材にこだわり寝具アイテムを展開。ラインナップの特徴は、直接材料を仕入れてつくられたオリジナルの寝具と、自ら生産地へ足を運び、選び抜いたものであること。

そこには生産方法や環境に無理のないものづくりという視点もあります。
寝具がまだ貴重で手に入らなかったころから、手軽に購入できるようになった今、時代の変化の中でも変わらない寝具の大切さと、人びとのしあわせになる “眠る”と“和む”時間を伝えています。
本店gamadanでは「睡眠環境診断士」による眠りについてのカウンセリングや睡眠セミナーなども実施。もの売りであるのではなく、心地よい眠りを伝授していくことをモットーに眠りとともに豊かな暮らしを提案しています。

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