スッキリとした浅型の竹かごランチボックス

別府竹細工の手法でかごを編む、福田真理子さんによる竹かご。今回のかご展のために、エンベロープオリジナルのお弁当箱をつくっていただきました。お弁当にはもちろん、道具箱としても使いやすい浅型のかごです。
受注商品のご注文期間:2025年5月28日(水)10:00まで/お届け予定:2025年7月上旬
※こちらの商品は即納品が上限に達した場合、受注生産品となります(受注上限数あり)。お買いもの前に、必ず文末のSHOPPINGMEMOをお読みください。
■ 端正な佇まいのお弁当箱
今回のかご展で、わたしたちから福田さんにリクエスト。エンベロープオリジナルのお弁当箱をつくっていただきました。
四角をつくる技術を特技とする福田さんらしい、端正な佇まい。ふたがスッと閉まる心地よさは、使うたびに手仕事の素晴らしさを感じます。
お弁当箱として使いやすい深すぎない高さの竹かごに、持ち手がついています。また、竹かごは軽くて通気性がよくお弁当にぴったり。素材は真竹。その真竹に熱処理を施し、油や色を抜いた「白竹」を使い編まれています。竹のお弁当箱というと和食のイメージが湧きますが、白竹のみずみずしい透明感は、サンドイッチなど洋風のランチにもよく合うんです。
美しく整った竹かごは、置いても持っても安定した使い心地です。移動中の持ち運びも安心。福田さんは、道具として役立つかどうかという視点のもと、いろいろな大きさで箱をつくっています。
▲左手前から時計回りに 道具箱(ふたつき・取手なし)、ボックス(ふたつき・取手なし)、スタッキングバスケット/ふた・取手つき、ボックス(ふた・取手つき)、道具箱(ふた・取手つき)
■流れを追いたくなる、美しい編み目
ボックスは細やかにきゅっと編まれています。竹を細く割ったひごが規則的に通る編み目はリズムがよく、シンプルでモダン。▲流れるように美しい編み目
光を受けて浮かび上がる竹の編み目は、まるで穏やかな海面のような美しさ。スッキリとした佇まいながら、天然素材と手仕事のあたたかみを感じます。
▲可動式の持ち手は真鍮の釘で取り付けられています▲ふたの裏側。細部まで美しい仕上がり
福田さんは、師匠から教わった竹割包丁という基本の包丁と手感覚でひごを整えています。そのため編み上げるときにもひごの幅が均一でないので、感覚で調整しながら高さをそろえていくそう。
ほとんど均一にみえるようなひごですが、その微細な不均一が竹の趣を残し、豊かな表情をつくっているのかもしれません。
■ 青空の下、みんなで囲むランチボックス
こちらのお弁当箱は1~2人前のサイズ。お弁当を持ち寄ってのピクニックやアウトドア、運動会などの行事にもぴったり。
1段のお弁当箱ですがたっぷり入ります。100gのおにぎりが6つ、中央におかずをいれて2人前のランチが入りました。
1人用として使うには大きく感じられるかもしれませんが、その分サラダやデザートまで入るうれしい大きさです。
2段のお弁当箱と揃えて使っても。青空の下でお弁当を広げて、心地よいランチタイム。▲左:お弁当箱(2段)L、奥:お弁当箱(2段)S、右:1段Lサイズ
■ 美しい収納ボックスとしても
お弁当箱に限らず、ふたつきの収納ボックスとしてもご使用いただけます。深すぎない高さのかごは細かな道具の整頓にぴったり。▲持ち手付きなので気軽に持ち運べます
メイク道具など、日常的に使うものの道具箱としても。棚上やチェストにも置きやすい控えめな高さです。▲手芸道具入れにも
▲出し入れのしやすい、広くて浅型の竹かご
■変化してなお愛おしい。天然素材の変化や特性について
竹かごは時を経るほどに色は濃く変化していき、お買い求めいただいたときからすこしずつ変わっていきます。育ち方は人それぞれだから、時を経るほど愛着の沸く存在に。
ぜひその変化もお愉しみください。
天然の素材のため、湿気が多いところではカビが発生する場合があります。時々たわしでこすってほこりを落とし、風通しのよい場所での保管をお願いします。
かごは水洗いもできるそうですが、その場合には水染みが残る可能性や形が丸みを帯びることがあります。また、水洗い後はよく乾かしていただくようお願いします。
天然素材を用い手作業で製作しているためささくれや節、色ムラがあります。手仕事のものとしてご了承ください。
また、シミや汚れの原因になるため、お弁当を入れる際にはクッキングペーパーやラップなどを敷いてご使用ください。そうすることで、美しい状態を保ち、使用後のお手入れもしやすくなります。
■竹の世界に魅了されて。職人として角物をつくる
学生時代から手仕事に興味を持っていた、つくり手の福田真理子さん。あるとき訪れた大分県の伝統産業会館で出会った、パワーあふれる別府竹細工に魅了されます。
そこから大分への移住を決心。竹細工の勉強を始め、知り合った師匠の下で働いたのち独立。
福田さんは「編みに惹かれたというより、竹が大好きになってしまってずっといじっているという感じです」と話されます。
丁寧な職人技の凝らされた作品ながら、どことなく楽しそうでみずみずしく、あたたかさも感じるのは、つくり手の想いが投影されているからでしょうか。
▲左から、お弁当箱(2段)S、お弁当箱(2段)L、1段Lサイズ
写真提供:tpfc(21枚目)
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《つくり手ファイル》師匠たちの遊び心に惚れ込んで/tpfc 福田真理子さん
SHOPPING MEMO
素材:竹、真鍮
サイズ:W約18cm×D約18cm×H約10cm(ふた含む高さ)
重さ:約270g
※天然素材を使用しているためひごの端やささくれ部分は鋭利なことがあります。充分にお気をつけください。
※天然の素材のため、色むらや節、多少のシミや傷がある場合があります。予めご了承ください。
※天然素材を使った手仕事品のためサイズは誤差があり、歪みや隙間がある場合があります。ご了承ください。
※オンラインの画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。
※受注生産品につきましては2025年7月上旬にお届け予定ですが、ひとつひとつおつくりするため予定が前後する場合があります。ゆっくりとお待ちいただけましたら幸いです。
※天然素材を使った手仕事品のためサイズは誤差があり、歪みや隙間がある場合があります。ご了承ください。
※オンラインの画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。
※発送時期が異なるため、通常商品とは同時にご注文できません。通常商品もご購入の場合は、2回に分けてご購入手続きをお願いいたします。
※受注生産のため、代金引換払いはご利用いただけません。また、ご注文後のお客さま都合での返品・キャンセル・変更は承れません。