アナベルの葉脈を写した、シルバーリング

銀粘土作家古橋路子さんによる、アナベルをモチーフにしたリング。細かい葉脈まで写したその姿は、梅雨空のもとしっとりと咲く清楚な花そのものです。
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■植物そのものを写し取って
ドライフラワーのアナベルに、銀粘土を塗り重ねてつくられるリング。
その制作風景を見せていただいたのですが、文字通り「植物を写す」技法は見ているこちらが思わず息を止めてしまうほど繊細な作業でした(詳しくはこちらの記事でご紹介しています)。
リングに使われているのは、古橋さんの庭で育ったアナベルをドライにしたもの。薄いグリーンに色づいたヴィンテージカラーのアナベルを銀粘土で表現しています。
▲裏側に銀粘土を塗ったあと、高温の炉で焼きます
▲ブラシで磨くと、葉脈がこんなにもくっきりとあらわれます
▲燻し加工をするとアンティークのような表情に

▲9号B着用
■植物と同じ、ひとつだけの存在
どれもかたちが違う植物を写し取っているので、リングもこの世でひとつだけのもの。それが古橋さんの作品の面白さであり、魅力です。
モチーフだけでなく、リングそのものも手で形づくったもの。銀粘土がつくり出す陰影と、手作業でしかつくれないゆらぎを感じます。
サイズは9号~12号をご用意しました。
▲左から、9号A、9号B、10号
▲左から、11号、12号
アナベルを写し取ってつくる装身具は、リングのほかにブローチと耳飾りをご紹介しています。シリーズで揃えて身に着けたくなる、特別な装身具です。
▲左から、アナベルのブローチ、アナベルのリング、アナベルの耳飾り
■植物や人、さまざまなかけ合わせから生まれるもの
植物そのものを写すほか、手でこねてかたちをつくったり、シリンジで模様を描いたり、様々な制作方法がある銀粘土。
古橋さんは表現したい草花に合わせて技法を選び、この世にひとつだけの装身具や道具を制作します。

活動名を「Furuhashi michiko」作品を「kakeawase」とし、庭や道端に咲く植物、時を重ねた道具、さまざまなものや人との出会い、それらをかけ合わせた作品をつくります。
■関連記事
古橋さんへのインタビューも合わせてご覧ください。
≪つくり手ファイル≫銀粘土に花を写して/古橋路子さん
SHOPPING MEMO
素材:銀粘土
サイズ:9号~12号(花直径約1.5cm)
重さ:約2~3g
※手づくりのため個体差があります。
※オンラインの画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります
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![[Furuhashi michiko]アナベルのリング](http://envelope.co.jp/cdn/shop/files/8-9-10_3.jpg?v=1764206877&width=1445)

