エーデルワイス、椿、スミレ、モクレン……
リゼッタではブランドスタート時より、天然素材を組み合わせたコサージュをつくっています。その数20、コレクションテーマや季節に合わせて制作してきました。
since:2010AW
designer'svoice:
コサージュは式典に使うようなゴージャスな雰囲気のものが多く、身に着けたいと思えるものがなかなか見つかりませんでした。
フォーマルであっても、もう少しシックな雰囲気のもの、例えば野花やつぼみならもっと自然に身に着けられそうだとつくったのが、リゼッタのコサージュのはじまりです。
デザインの際はTシャツやリネンのブラウスにも取り入れやすいよう意識しています。
▲コルサージュ・デイジー
当初から制作は信頼のおける装花屋さんにお願いしています。概念にとらわれないコサージュを手掛けるアトリエで、虫がついてるお花があったり、いろんな角度の作品があるんです。
天然素材のリネンやコットンを使い、ときにはつくり手の力をお借りして、試行錯誤しながら理想の表現に近づけていっています。
パタンナーの声
ベロアとリネンなど異素材をミックスさせてみたり、生地を貼り合わせたり、葉や花びらにワイヤーを入れて動きを出したり……つくる花のイメージに合わせて、さまざまなサンプルをつくっています。
愛用者の声
スタッフわたなべ
「コサージュは二つ持っていて、ひとつがベルベットとシルクを重ねたコルサージュ・フルール。子どもの保育園卒園式から中学校の入学式まで身に着けていました。
リゼッタらしいピンクがかったグレーカラーで、手でもみほぐしてつくられたひらひらとした花びらが可愛くてお気に入りです。
もう一つが昨年中学校の卒業式用に購入した、コルサージュ・カメリヤ。リゼッタのモヘアウールセットアップの襟元に添えました。
リゼッタのコサージュはいつもの私らしく、そしてきちんと見せてくれるので特別な日になくてはならないものです」
特別な日も普段の装いにも
リゼッタがつくるファッション小物は、合わせる洋服を思い描きながらデザインしています。
コサージュは、フォーマルなシーンだけでなくワンピースやブラウスなど普段の装いとも合わせることをイメージしました。