クラシックで実用的。変化を楽しみ日々使いたいSCORE BAG
TACHINO CHIEコレクションより、音楽学生が使っていたバッグをインスピレーションに生まれたSCORE BAGをご紹介します。実用性と美しさを兼ね備え普段使いにおすすめの鞄。使い続けることで馴染んでいく革の表情もお楽しみください。
■美しい学生鞄を日常に
このSCORE BAGは、かつてイギリスで音楽学校の学生が楽譜を運ぶのに使われていたバッグからインスピレーションを得てつくられています。凛とした印象のバッグは性別を問わず使っていただけます。大きさはMacbook Pro 13inchが収まるサイズで、PCを持ち歩く方にもおすすめ。ビジネスバッグのようなフォルムでもあるので、普段からお仕事まで幅広いシーンで使っていただけるデザインと実用性を併せ持ちます。植物性タンニンなめしによる革表面の美しさ、オリジナルでつくられたマットな真鍮のバーの質感。そしてハンドルの細さやフラップの位置。一つ一つのディテールも追究してつくられています。▲バーには刻印が入っています
ハンドルは一つで、それを真鍮製のバーに通して持つ特徴的なかたち。付属のショルダーはハンドル根本に取り付け、このショルダーもバーに通して持ち歩きます。▲PCなどの重い物を入れても手が痛くないよう、丸手のハンドルですハンドルが一本なので、持つとほんの少し首を前に傾けるようなシルエットになるのも素敵。 ▲付属ショルダーは長さの調整が可能です
▲ショルダーの金具もマットなシルバー
本体は革の一枚仕立てですが背胴側に吊りポケットがついているので、小さいものも迷子になりません。ポケットは背面にも。▲薄いものはこちらにどうぞ
■身体にやさしい国産植物タンニンなめしの牛革
バッグは身体に直に触れるもの。安心して使えるように、国産の植物タンニンなめしを用いています。
身体に触れることが多い鞄だからこそ、安心して使えることを考えてつくられています。それぞれの革がもつ表情を残す、タンニンなめし特有の仕上がりです。使い続けることで柔らかく馴染んでいく革の変化もお楽しみください。
■TACHINO CHIE/立野千重
立野さんのものづくりの原点になっているのが、ヨーロッパの古い靴です。
武蔵野美術大学を卒業後アパレルデザイナーとして活躍したのち、フランスへ留学。そこで出合った古靴からは、人の手から生まれる美しい仕事が見てとれると言います。
昔ながらの靴制作に魅せられた立野さんは、帰国後2015年まで浅草の手製靴工房とロンドンにて「手製靴技法ハンドソーンウェルテッド」と修理を習得。
国内の卓越した技術とセンスを持つ職人さんとの出会いで、現在はデザインに専念。オリジナル木型を用い、上質な素材、伝統的手法、手作業でこそ表現できる造形靴と鞄を展開しています。
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コラム:《つくり手ファイル》クラシカルでありながらコンテンポラリー/立野千重さん(2017年10月の記事です)
SHOPPING MEMO
TACHINO CHIE SCORE BAG
表革:国産植物タンニンなめし牛革
バー・ナスカン・ファスナー・マルカン:真鍮(日本製)
サイズ:H 約27.5cm × W 約36cm × D 約8cm ショルダーベルト 約77〜114cm
重さ:約1000g
お取り扱いについて
・使用後(縫い合わせ部分は念入りに)ブラシや柔らかい布で埃を取り除いてください。
・通気性のよい、光の当たらないところで保管してください。
・薄色のお洋服などには色移りする可能性がありますので、汗をかいたときや雨などの際には特にご注意ください。
・オンラインの画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。
・本革ならではの特長を生かすよう、動物のもつ傷痕、シワや血管、毛穴の痕などをそのままに仕上げています。 天然革本来の美しさ、その価値をお楽しみください。