料理のプロから愛される、アルミフライパン

■料理のプロが選び続ける理由

料理が好きな方なら、一度は使ってみたい道具がアルミ製のフライパン。

アルミは熱伝導がよく、火力に敏感に反応してくれます。また材料の色の変化が分かりやすいのも魅力。そして何よりも使っている姿に憧れます。

私たちが中尾アルミ製作所のフライパンを知ったきっかけは、エンベロープスタッフの一人が愛用していたことでした。数あるつくり手の中でも、名立たる料理人から愛されている同社のアルミフライパン。選ばれ続ける理由はどこにあるのでしょうか。そのひとつめは、何度も厨房で繰り返す調理に耐えられる丈夫さ。

「耐久性の高い国内のアルミ素材を使い、国内で製造する」これが創業当初の60年前から大切にしていることだそう。より丈夫にするため一般的な鍋に使われる素材より硬度や純度が高いものを採用しています。

また成形はよく使われる金属を伸ばす製法ではなく、コストはかかるものの強度が増すプレス製法で行われます。

いくつもの工夫の積み重ねが、同社の耐久性をつくっているのが分かります。愛用しているエンベロープスタッフも壊れて買い替えることなく、15年間以上ずっと同じフライパンを使い続けているそうです。▲フライパンの縁は丸みを帯びていて、これも耐久性アップに

選ばれるふたつめの理由。それは使い勝手のよさ。

鍋肌やハンドル部分は、フライパンをあおりやすい角度になっていて機能的にも考え抜かれています。シンプルなデザインは、洗うときもストレスを感じさせません。

使い心地のよさを追求し、実際に料理をしてみて使った人の声を聞き試行錯誤しながら、今の形が完成しています。

家庭でも出番の多いフライパンだからこそ、長く付き合えて機能的なものを選びたいですよね。▲美しいハンドル部分。穴があるので、吊るして収納することもできます。アルミ素材でつくられているため調理すると熱くなるので、鍋つかみやクロスをお使いくださいね▲フライパンの裏側にはブランドロゴとサイズの刻印

■経験と技術がつくる美しい佇まい

余分なものがそぎ落とされた美しい佇まいは、手にするだけでお料理が楽しくなるものです。この美しさをつくるためには、長年の経験と技術が必要なのだそう。▲成形の様子（写真提供：中尾アルミ製作所）

成形はプレス機を使ってオートメーションですが、人の手で調整する部分が約半分もあるといいます。というのも金属は季節や、天気、振動によって伸び方が変わってくるんだとか。

機械のセッティングには、長年の経験と技術が欠かせません。この人の手による調整がないと、製品を長く使ううちに違いがでてくるそうです。▲ハンドル接合部分のビスは3カ所。ここもシンプルで無駄のないデザインに

■シーンに合わせた3サイズ

サイズは鍋口の幅が21cm、24cm、27cmの3種類があります。厚みはどれも3.0mm。この厚みが熱をムラなく伝えてくれ、料理をおいしくしてくれます。▲一番小さいものから、21cm、24cm、27cm

21cmは朝のお弁当や1人分の料理に便利なサイズ。24cmは2人分、27cmはそれ以上という目安で選んでくださいね。

21cm：鍋底外寸約16cm・深さ4.5cm・持ち手20cm・約600g・容量1.5L
24cm：鍋底外寸約18cm・深さ5.0cm・持ち手23cm・約700g・容量2.2L
27cm：鍋底外寸約20cm・深さ5.5cm・持ち手26cm・約900g・容量3.1L

※オーブンでの使用ができます。IH電磁調理器ではご使用になれませんのでご注意ください

■得意料理はパスタです

アルミフライパンで、ぜひつくってほしいのがパスタ。オイルと水分の乳化がうまくいき、パスタに味がしっかりと絡まります。

また、熱伝導のよさでソースづくりも短時間に。そのほかはロールキャベツや煮込みハンバーグ、アクアパッツァなど水分のある料理が得意です。

中尾アルミ製作所スタッフの方にペペロンチーノをつくってもらいました。▲オリーブオイルとパスタの茹で汁が、乳化しとろみが出ているのがよく分かります

▲手際のよさもあり、あっという間に完成。傷がついてしまうので、トングは耐熱樹脂か木製のものがおすすめです（※この写真のハンドルは仕様が異なります）

▲つややかでおいしそうな、ペペロンチーノが出来上がりました

このフライパンには、アルミ製のふたも3サイズ（21,24,27cm）でご用意しています。ふたがあれば、煮物や蒸し物の時に重宝します。▲なだらかな曲線のふた。こちらの持ち手も熱くなるのでお気をつけください▲アクアパッツァ（写真提供：中尾アルミ製作所）（※この写真のハンドルは仕様が異なります）

■知れば安心のお手入れ方法

初めて使うときのお手入れをご紹介します。これをすればある程度、変色を防ぐことができます。

まずフライパンをよく洗い、お米のとぎ汁や野菜くずを水と一緒に入れ、ひと煮立ちさせ被膜をつくります。

空気や水によって黒っぽく変色する場合もありますが、アルミ自体が保護膜（黒ずみ）を成形して腐食から守ろうとしているからで、害はありませんのでご安心ください。

毎日のお手入れは、うれしいことにとても簡単。使ったあと、たわしでざっと汚れを取り、スポンジに洗剤をつけて洗って乾かせば大丈夫です。

アルミ製品は酸やアルカリ性のものに弱く、食材のいれっぱなしは鍋が傷みますのでご注意ください。

また変色する事がありますので、気になる際はクレンザーで磨き洗浄した後、変色防止のとぎ汁や野菜くずでもう一度お手入れをしてくださいね。

▲右半分が黒ずんだ状態。お手入れでこんなにきれいになります（写真提供：中尾アルミ製作所）

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SHOPPING MEMO

材質：アルミ
サイズ：
21cm：鍋底外寸約16cm・深さ4.5cm・持ち手20cm・約600g・容量1.5L
24cm：鍋底外寸約18cm・深さ5.0cm・持ち手23cm・約700g・容量2.2L
27cm：鍋底外寸約20cm・深さ5.5cm・持ち手26cm・約900g・容量3.1L

※IHではご使用いただけません。オーブンでの使用はできます。
※ハンドルが熱くなるので、鍋つかみやクロスをお使いください。
※酸やアルカリ性に弱いので、できるだけご使用はお控えください。
※腐食の原因になりますので、食材をいれたままにしないでください。
※傷防止のため耐熱樹脂や木製の調理道具をお使いください。
※こちらの商品は箱付きではありません。
※変色の原因となるため、食洗機は使用しないでください。