日本古来の薬湯で至福のお風呂時間
私たちにとってバスタイムは、身体を洗うためだけでなく心身のリラックスや健康のために大切なもの。こちらでご紹介するのは、そんな特別な時間にぴったりな入浴剤。ちゃぽんと入れるだけで、おうちで薬湯体験ができちゃいます。
■おうちでゆっくり薬湯時間
薬湯の入浴剤がこちら、医薬部外品の「YOJO湯」です。
つくり手は植物療法士そして漢方養生指導士の橋本真季さん。
橋本さんは漢方や薬草の智慧に基づき、今のライフスタイルに合わせたウェルネスアイテムを手掛けている方。エンベロープでは火を使わないお灸「YOJO灸」を以前からご紹介しています。
橋本さんは出身地である奈良県の魅力を普及する活動もされているのですが、奈良は「風呂文化の発信地」なのだとか。
「東大寺大湯屋(鉄湯船)や法華寺(光明皇后の浴室)、行基のからふろや霊山寺の薬湯など奈良はお風呂のはじまりの地でもあるんです。
その起源は飛鳥時代。当時は身を清める禊のため、そして当時流行していた疫病の予防や治療のためであったとも言われています」
そもそも薬湯とは薬草を入れたお風呂のこと。
端午の節句の「菖蒲湯」や冬至の「柚子湯」も実は薬湯の一つ、私たちの暮らしには薬用植物を用いたお風呂時間が根付いているんですね。
■スタッフも薬湯体験しました
ということで私たちスタッフもおうちで薬湯を体験してみました。
箱を開けると、入浴剤が3袋入っています。不織布の中にはこんな風に薬草がパックされています。
袋のまま浴槽にちゃぽんと入れてもみ出すと、透明のお湯が黄緑色に。とろとろとして湯治宿のお湯のようです。
すくってみると、漢方茶のような自然由来の香りがほのかに漂います。人工的な香りの入浴剤は苦手なのですが、この香りはなんだか身体によさそう。身体の内側から元気になるような気がします。
「薬湯に浸かった夜は深い眠りに就けた」というのは夏でも冷えを感じるスタッフの声。
そのほか「湯上り後も背中やお腹がほかほか。すんなり入眠できました」というスタッフや「入浴後ストレッチをしていたら途中から眠くなって……いつもより寝つきがよかった」「ポカポカ状態がつづいて、入眠もスムーズだった」という声も。
みんなから「身体があたたまってよく眠れた!」という声があがりましたが、ご参考までに入浴と眠りの豆知識を。
こちらのコラムでもご紹介していますが、良質な睡眠のためには眠る1時間半前の入浴がおすすめです。ぜひお試しください。
■「温」と「巡」選べる2種類
YOJO湯は「温」と「巡」の2種類あります。
どちらも冷え性や神経痛、腰痛、リウマチ、肩のこり、うちみ、ひび・あかぎれ、疲労回復といった効果効能は共通していますが、アプローチが異なるので、お好みに合わせてお選びください。
●冷えや身体のコリが気になる方に「温」
まずは「温」。こちらには8種類の生薬が配合されています。
身体を芯まであたためて、あたたかさが持続するので冷えやコリが気になる方におすすめだそうです。
●疲れやストレスを解消したい人には「巡」
もう一つの「巡」には身体が温まる7種類の生薬を配合。
冷えからすっきりとリラックスへと導いてくれるので、疲れやストレスを感じる方にはこちらがおすすめです。
赤いボックス入りの入浴剤は「ご自愛ギフト」にもぴったりです。足腰を痛めていたり、最近忙しいそうだな?という方への贈りものにいかがでしょうか。
肌にお湯をかけながらゆっくりと湯船に浸かっていると、溜まった疲れがさっぱりと洗い流されて、何より自分の身体とむきあう贅沢な時間が過ごせます。
■MADE IN JAPANのヘルスアンドビューティアイテム
THERAは留学先で出合ったオーガニックナチュラル製品を広めたいと橋本さんが20代のときに立ち上げた「ALHAMBRA」から生まれたブランドです。
「日本のヘルスアンドビューティとは?」と全国を旅し、橋本さんが生まれ育った土地であり、日本のウエルネスとゆかりが深い奈良の魅力にあらためて気付いたのだそう。その歴史文化や、使用されてきた薬草のことを伝えたいとTHERAは生まれました。
現在は奈良と漢方の仕事をメインに、MADE IN JAPANのヘルスアンドビューティアイテムを手掛けています。
写真提供:THERA(10、11枚目)
SHOPPING MEMO
原材料・素材:
温/日局トウキ、日局センキュウ、日局オウバク、日局ソウジュツ、日局サンシシ
日局チンピ、日局ジュウヤク、日局バンショウ
巡/日局トウキ、日局センキュウ、日局モクツウ、日局チンピ、日局ショウキョウ末、別紙規格マツブサ
内容量:30g×3包入り
【ご使用上の注意】
●飲用としては使用しないでください。
●薬湯が目に入った場合はすぐに水で洗い流してください。
●本品は天然成分のみを使用しておりますので浴槽や風呂釜をいためません。
●浴槽の底に沈殿物が生じることがありますが、生薬成分ですので安心してご使用ください。
●残り湯を長時間放置しますと浴槽に生薬特有の色が付着することがあります。入浴後は速やかにお湯を流し、色が付着した場合はお風呂用洗剤等で落としてください。
●残り湯をお洗濯に使用した場合、洗濯物に着色することがありますのでご注意ください。
●煮出してのご入浴の場合は火傷にご注意ください。
●直射日光を避け、小児やペットの手の届かない涼しい場所で保管してください。
●複数回に分けてのご使用はおやめください。
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