どんなお菓子にも合う、おやつの時間を楽しくする一杯
創業172年。日本一のお茶の産地で日本茶をつくりつづけている名店「すずわ」のお茶。暮らしのシーンに合わせてつくられた3種類の「ときのお茶」シリーズから、「おやつのお茶」をご紹介します。
■おやつの時間が待ち遠しくなるお茶
おまんじゅう、ようかん、チョコレート、ビスケット、ドーナツ、ケーキ、タルト。
おいしいおやつには、おいしい飲みものも欠かせません。お茶、紅茶、コーヒーなど、今日の気分で選ぶ時間も楽しいもの。
茶屋すずわの「おやつのお茶」は、甘みのあるおやつに相性よくブレンド(合組)してつくられたお茶です。
まず口にして感じるのは、まろやかさ。おいしいおやつをいただいた口にやわらかくなじみます。
▲ティーバッグタイプ 3g×10包
▲茶葉タイプ 50g
おやつに合わせて、「めざめのお茶」と「おやつのお茶」の両方を飲みくらべしてみました。甘いものを口いっぱいほおばったあとに不思議なほどしっくりするのは、やはり「おやつのお茶」でした。
渋みが少なく、コクのある味わい。一口のお茶で、こんなにもおいしい甘みの余韻をより楽しめるのかと感じます。
牧之原の深蒸し茶を中心にブレンドした「おやつのお茶」は、淹れたお茶が濃い緑で、翡翠のように美しい色をしています。
うつわの底にしずむ細かな茶葉までずずっと吸いきって、最後はおやつのあとにお茶の旨味の余韻もぜひお楽しみください。
▲焼き菓子、洋菓子にもよく合う
■茶屋すずわの「ときのお茶」
「ときのお茶」シリーズは、一日の暮らしの中で、めざめ、おやつ、おやすみの3つのシーンに合うようにつくられたお茶です。
ふだんなにげなく選んでいるお茶、飲みものですが、無意識にそのときと場面に求めている味わいがあるものだなと、「ときのお茶」のコンセプトに出合って気づきました。
お湯の沸く音、感じる温度、お湯を注いで立ちのぼる香り、うつわの中の水色、口にふくんだときの風味。それぞれのシーンのためにブレンドされたお茶を、大切に淹れて味わう。
一杯のお茶がもたらすのは、のどの渇きの癒しだけではなく、豊かな「とき」を感じることなのだとあらためて思える3種類のお茶です。
すべすべと手ざわりのよい真っ白な缶には、3シーンそれぞれ3色の渡り鳥が描かれています。
「大きな空を羽ばたく渡り鳥たちが羽を休める癒しの場、止まり木のようなおだやかで大切な存在、私たちは暮らしに寄り添う現代の『茶屋』でありたい」
という思いが込められています。
■丁寧に淹れた一杯のお茶が、日々の暮らしを豊かに
茶屋すずわは、創業172年の老舗の茶屋「鈴和商店」が平成29年にオープンしたお茶と暮らしのお店です。
「お茶を通して豊かな時間を」という思いのもと、お茶を飲むひとときを大切にした暮らし、やさしくおだやかなお茶のある暮らしを提案しています。
鈴和商店は、日本最大のお茶の産地静岡で江戸末期から日本茶をつくり続けている茶問屋です。
最大のこだわりは「合組(ごうぐみ)」と呼ばれる伝統技術。
産地や品種の異なる茶葉をブレンドすることで、ひとつの茶葉だけでは味わうことができない色や香りを最大限引き出してひとつのお茶に仕上げます。
その確かな技術で、創業以来、数々の賞を受賞しています。
■最大のこだわり、伝統の合組(ごうぐみ)技術
お茶を鑑定するときの大きなポイントである、味、香り、淹れた時の色、形状のすべてが、ひとつの農園の茶葉で揃うものはほとんどないそうです。
そこで活きるのが合組の技術。
茶葉を見て選び、テイスティングして、それぞれの茶葉が持つ力を最大限に引き出し、長所を生かして、1+1=3にも4にもなるような合組をしてひとつのお茶に仕上げていきます。
▲お茶をはかる、レトロな秤
そのためには、産地や品種の特徴を見極めること、そしてそれぞれを掛け合わせたときにどんな味・香りになるか試行錯誤を繰り返すことが大切です。
すずわでは、長年経験を積んだ熟練の茶師が、納得できる味になるまで何十回とサンプルをつくり、入念にテイスティングをかさねてイメージにあったブレンド比率を導きだしています。
日本最大のお茶の産地である静岡の茶問屋はどこも茶葉を見て選び、テイスティングする伝統の合組技術に長け、それぞれのオリジナルの合組技術に誇りを持っているそうです。
そして、茶屋ごとに合組の比率や産地などが異なり、その飲み比べもお茶のおもしろみのひとつ。
一杯のお茶の背景にある歴史、技術、人を知ると、さらに味わい深い楽しみが待っています。
▲何度も何度も、納得のいく味になるまでサンプルをつくってテイスティングする
■おいしい煎茶の淹れ方。旨味が豊富な最後の一滴まで絞り切るように
《茶葉》※1人分
1.茶さじ1杯(約5g)の茶葉を急須に入れる
2.70~90℃のお湯を約130ml注ぐ
※水道水を使用する場合は、5分以上沸騰させるとカルキが抜けます
※低温で淹れると旨味、高温では香りを楽しめます
3.急須にフタをして60秒待つ
4.旨味が豊富な最後の一滴まで絞り切るように淹れる
※2煎目は1煎目よりやや高温で淹れるとおいしくいただけます
《ティーバッグ》※1杯分
1.湯呑にティーバッグを1個入れる
2.70~90℃のお湯を約130ml注ぐ
※水道水を使用する場合は、5分以上沸騰させるとカルキが抜けます
※低温で淹れると旨味、高温では香りを楽しめます
3.そのまま60秒待つ
4.取り出す前にティーバッグを上下して浸出させる
※スプーンなどで押して絞り出してもOKです
*お湯をやかんから茶海などのうつわに移すと、移すごとに約10度温度が下がります。お湯の温度の目安に
SHOPPING MEMO
名称:煎茶(茶葉)
内容量:茶葉タイプ:50g(1缶)
ティーバッグタイプ:30g[3g×10包](1缶)
原材料名:緑茶(静岡県産)
茶缶:直径 68mm、高さ102mm
保存方法:高温・多湿を避け、移り香にご注意ください
賞味期限:1か月以上のものをお届けします
食品を含むため、お客様都合での返品・交換は承れません。