トレーにも器にもなる、アルミ製の丸盆

■羽生さんが手掛けるアルミの道具

大学時代、鍛金という銅板を叩いて立体を形成する技法を学んでいたという羽生さん。その技法をアルミ素材でシンプルに使ってみようと始めたのがアルミの道具をつくるきっかけだったといいます。

鉄の作品を中心に手掛けてきた羽生さんにとって、アルミ素材の軽さや柔らかさに当初は戸惑うこともあったとか。その新しい試みの中で食卓で使える道具としてできたのがこの丸盆でした。

アルミは、給食のお盆などにも使われるアルマイト加工が施されていて、経年変化しづらく、丈夫につくられています。

サイズはというとハンドルを含めた全長が約32cm。お盆のみではφ約28cmで深さ約2cm。内径は約23cm、重さは約400gです。

両側についたハンドルは持ちやすいデザインになっています。軽快でピカピカな丸盆に、手仕事のあたたかさを感じるハンドルの組み合わせが、ほかにはない魅力となっています。▲ハンドル部分はステンレス製。加工の跡が見られ、ひとつひとつ手でつくられていることが感じられます

 ■トレーとして、器として

まずはトレーとして。内径は約23cmだから、グラスだったら4つは余裕をもって運ぶことができます。ハンドルがあるとないとでは、使い勝手のよさが違ってきます。

物を運ぶこと以外にも、水を入れたカラフェとグラスを丸盆にのせ、テーブルに置いておくのも素敵です。食卓以外でも、インテリアとして活躍してくれる1枚です。

また器として使うと食卓でいいアクセントになってくれます。それは陶磁器やガラスとはまた違った素材のアルミ丸盆だからなせること。ちなみに直火、オーブントースターなどでの使用はできませんので、完成したお料理にお使いくださいね。

▲焼き上げたピザをのせて

シンプルな分、使い方は本当に幅広く、考えると楽しくなります。

■お手入れに難しいことはありません

羽生さんが鉄の道具をつくり続けるのは、「ずっと使えるものをつくりたかった」から。このアルミ丸盆も経年変化しずらい加工がされていて、とても丈夫です。
水洗い可能だから、お手入れはとてもシンプル。洗ったらよく水気をふき、風通しのよい場所で完全に乾燥させてからしまいましょう。

金属のヘラやフォーク、金属たわしや研磨剤などを使うと、アルマイト加工がとれてしまうのでお気をつけくださいね。

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SHOPPING MEMO

材質：アルミ、ステンレス
サイズ：
　　φ28(内径23)cm×深さ2cm、約390g

※手仕事品ですのでサイズ・重量は大まかな目安です。多少の誤差はありますので、ご了承ください。
※変色の原因となるため、食洗機は使用しないでください。
※傷防止のため金属のヘラやフォーク、金属たわしや研磨剤は避けてください。
※オンラインの画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。
※こちらの商品は受注生産品です。2024年5月中旬にお届け予定ですが、ひとつひとつおつくりするため予定より遅れる場合があります。ゆっくりとお待ちいただけましたら幸いです。
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