飾って持って収納して ―エンベロープのかごマルシェ

自然の素材を生かしながらかたちをつくり、暮らしに趣を与えてくれる手仕事品のかご。お出かけにも、インテリアにも欠かせない存在です。
エンベロープでは「旅先で偶然出合う、手仕事品が並んだマルシェのような場をオンライン上でもつくれたら」という思いから、日本の職人・作家がつくる個性豊かなかごを集め「かごマルシェ」を開催します。
かごの内袋として重宝するリネンのあづま袋も、かごマルシェに合わせて新しい生地でリニューアル。今回はチェックやストライプなどさわやかな柄生地も登場しています。
開催期間
2023年5月11日(木)15:00~5月24日(水)10:00
宮本工芸 あけび・山ぶどうのかご
あけび蔓と山ぶどう皮を使い、青森の地でかごをつくり続ける宮本工芸のかごは、津軽地方に伝わる蔓細工の技を用いて「使い込むほどに艶が出るように」と、素材を引き立たせる手仕事があります。
裏地のないバッグはあづま袋との相性も抜群。また、今回はベルギーリネンのブランドLIBECOの生地を裏生地に使った、特別な山ぶどうかごも登場します。
kuroshiro works 藤のかご
北海道札幌市、自然豊かな地にて主に籐をつかったかごを編むkuroshiro works。「ナチュラルな風合いが暮らしに温かみを添えてくれる籐のかごにすっかり魅了された」と話すつくり手黒須さんの作品は、柔らかでやさしい空間をつくり出してくれます。
コースター、マット、ミラーやコンポートなど、インテリアに添えれば空間づくりに大きな一役を買う作品をご紹介します。
itashiori 籐のかご
itashioriのかごは、自然の素材の持ち味を生かすよう、素材と対話をしながらのびやかな曲線でつくられています。つくり手のいたさんは、絵に携わる仕事を経てかごを編むようになりました。
伝統的な技法を用いながらも自由な線を描く存在感のあるかごは、素材の趣を感じながらもどこか洗練された雰囲気も纏います。
tpfc 竹のかご
大分で竹かごを編む、tpfc 福田真理子さんによるかご。その場の空気を清らかにさせるような、すっと角の立った美しいフォルムが特長です。
明るく上品な白竹を使い、縦に横にリズムよく編まれた目はどこかモダンな印象も。さまざまな大きさのかごをご紹介します。
mori + ayaco yoshioka 白樺のかご
北海道の地で白樺のかごをつくるmori+ayaco yohioka。つくり手吉岡綾子さんがつくり出す作品は、日常の一つひとつを丁寧に大切にしたくなるようなやさしい空気をまとっています。
しなやかさと適度な張りを感じる感触は心地よく、触れれば森の中の静寂さを感じるような、穏やかなかごです。