LISETTE-Faliero Sarti Uneven dyeingの服
イタリアのファリエロ・サルティ社のむら染めのファブリックは、ほどよい光沢と張り感があります。
さもすれば色あせたようなイメージになりがちなむら染めも、サルティにかかれば上品で洗練された1着が完成します。
難しい素材を極力プレーンにそぎ落としたデザインに。シンプルなデザインだからこそ素材は大切。
お互いの合点の上にできあがった3デザインについてお話しします。
<ワンピース「ルクレツィア」について>
▲ ベージュ
▲ シマン(グレー)
■ ゆったりとしたドロップショルダー
広い袖幅とドロップショルダーでゆったりと着られます。
袖口にむかって広がる袖で、風が通って重ね着もしやすいデザインです。
▲ ベージュの胸元にブローシュ・リスを合わせて
■ ウエスト部分のホール
ベルトループではなく、ワンピースの身頃の生地にホール(穴)があります。
そのホールに調節の共紐を直接通すタイプです。
細めの共紐は、結んだときに美しく見えるよう、太さを考えてつくりました。
絞り加減は自分で調節して見てくださいね。前で結んでも、後ろでまとめて結んでも。
■ スクエアのネック
デコルテを美しく見せる、スクエアネック。
広すぎず、狭すぎず、ちょうどよいあき具合です。
<シャツワンピース「アベーレ」について>
■ 肩の小さな三角
古いヨーロッパのナイティを思わせる肩ヨーク。
■ ちょうどよいギャザー
要所に少しギャザーをよせています。着心地と運動量も計算しています。
■ 前をフルオープンさせて
後ろでほどよくギャザーをよせて春のコートに。
▲アベーレ ベージュ トップス:ケティ パンツ:マーシー アンディゴ36 靴:テニス アンティークホワイト
ワンピースとして着たとき、コートとして羽織ったとき、
それぞれによさが出るように小さなディテールをいかして着こなしてみてください。
▲アベーレ シマン
<スカート「ベニート」について>
▲ベニート シマン トップス:ドミティラ ノアール36
■ 機能的でもあるウエストリボン
見えませんがウエストには2本の紐を交差させ一緒にゴムが入っています。
中心から出てきたその紐を同時に引っ張ると、ぐっとウエストを絞れるのです。
こうして紐を締めると気合いも入るような。
腰履きしたり、トップスはインして、ジャストウエストの位置で着るとき、よい加減で調整できます。
▲ベニート ベージュ トップス:プル・ライエ マラン36
■ 裾は見返し仕立てで
裾は8cm幅の見返しをとっています。
裾に重みをもたせることできれいにドレープがでます。
三つ折りでなくて見返しの仕様になっているところがポイントです。
縫うのに少し手間がかかりますが、美しく仕上がります。
むら染めなので、どれとして同じものではないのが特徴です。
パーツの色の差もむら染ならでは。一期一会を着こなして。
▲左からシマン(グレー)、ベージュ
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