さりげなく輝く文字。「書く」を愉しむ特別なインク
フランスのシーリングワックスとインクの老舗ブランドHERBINから、金や銀の微粒子が入った美しいインクをご紹介します。きらきらと輝くインクで、少し特別なお手紙を書いてみませんか。
■手紙に輝きを添える、微粒子入りインク
ガラスペンや吸入式万年筆、ニブペンをお持ちの方にぜひおすすめしたい、と思ったのがこちらの金や銀の微粒子が入ったインク。その文字は、一見するとわからないほどささやかにひかります。▲ガラスペン:[HERBIN]ガラスペン らせん▲さりげなく光る文字。使用色:ヴィオレアンぺリアル
つけペン用のインクは色々とありますが、上品な輝きを持つインクは特別な存在感。ちょっとしたお手紙も素敵なものにしてくれます。
暑中お見舞いにも、年末年始のご挨拶にも。「手紙を書く」「もらう」そんなやりとりをさらに豊かにしてくれそうです。
書道用の細筆を使っても。自由に絵を描くように楽しむこともできるインクです。
■冒険に満ちた航海を想起させる、豊かなカラー
冒険を愛する船乗りだったHERBINの創始者ジャック・エルバン。インドへシーリングワックスとインクの原料をもとめ数多くの航海を重ねた彼の人生と、その冒険がこのインクカラーのデザインソースになっています。
「1670」はエルバン創業の年を記念してつくられたもので、「350」は創立350周年を祝福してつくられました。
ひとつひとつのカラーに冒険にまつわる物語があるので、こころに留まる物語から色を選ぶのも楽しいかもしれません。
▲左から ストームグレー、ヴィオレアンぺリアル、エメラルドチボー、キャロブキプロス、アトランティスグリーン
〈ストームグレー〉金の微粒子入り
嵐の海をモチーフにした神秘的な色であるストームグレー。金の微粒子は、嵐の中の航海中に打ち付ける落雷のよう。光にかざすことできらきらと輝きます。〈ヴィオレ アンぺリアル〉金の微粒子入り
エルバンが誕生した時代、当時のフランス国王ルイ14世も愛用したことで知られている「王者の紫」とも称される色。 青みがかったパープルに金の微粒子が入っています。〈エメラルドチボー〉金の微粒子入り
美しいエメラルドグリーンに金の微粒子が入ったインク。長い航海の間、エルバンは幸運のお守りとしてエメラルドをいつもポケットに入れていたといわれています。〈キャロブキプロス〉金の微粒子入り
チョコレートのようなブラウンに金の微粒子が入ったインク。キャロブ(主に地中海で栽培されるマメ科の植物)は古来より長寿をもたらすという伝承がありました。エルバンは航海中、このキャロブを好んで食したといわれています。〈アトランティスグリーン〉金と銀の微粒子入り
深いグリーンに金と銀の微粒子が入ったインク。その色はかつて存在されたとされる伝説の島、アトランティスの豊かな緑を想起させます。メゾンの伝承によると、エルバンは、失われた大陸に思いを寄せながら航海していたそう。
■ガラスペンと一緒に飾りたい、クラシックなボトル
インクは厚みのあるガラスボトルに入れられ、蝋をかぶせたようなキャップがついています。口元には金の紐が巻かれ、シーリングワックスで留められています。
クラシックな雰囲気のあるボトルデザインは、机の上を優雅な雰囲気に彩ります。底に微粒子が溜まるので、ボトルを振って粒子を散らせてからお使いください。時間が経つとまた粒子が溜まっていくので、使用中は定期的にインクを振ってお使いください。
■世界中で愛されるインクとシーリングワックスの老舗
HERBIN(エルバン)は1670年にパリで創業し、ルイ14世在位時代から続く、フランスで古くから愛されてきたシーリングワックスとインクの老舗です。
ガラスペンはハンドクラフトによる一点もの。自然や風景、冒険から着想を得た美しい色のインクにも定評があります。
HERBINのはじまりは、船乗りだったJ.エルバンが買い付けた材料からシーリングワックスの質を飛躍的に高め、のちに欧州王室の御用達に。ガラスペンのほかに万年筆やノートなども展開しています。
SHOPPING MEMO
商品:染料インク
容量:50ml
ガラスボトル入り
※吸入式万年筆、つけペン用
※金の微粒子がボトルの底に沈殿しますので、よく振ってからご使用ください。
※金の微粒子がペン先から出る量は、常に一定ではありません。
※商品の色合いは、実物とは多少異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※商品のデザイン、仕様、外観、価格は予告なく変更する場合があります。
※インクは直射日光を避けて冷暗所で保管してください。保管場所によってはカビが発生したり、蒸発して顔料が沈殿してしまう場合があります。
※インクは液内に含まれる防腐剤の効果からも2年以内に使い切ることをおすすめします。