Envelope FOOD HALL|[やさしい梅屋さん]オーガニックねり梅
料理に使いやすい、液体タイプのオーガニックねり梅
南高梅の産地、和歌山でも数少ない有機栽培の梅づくりに取り組むやさしい梅屋さん。皮ごと安心してたべることができる梅からできた「オーガニックねり梅」をご紹介します。薬味やかくし味にさっと使える液体タイプで、調味料としても味付けの幅を広げてくれる1本です。
■熟成した梅のおいしさが詰まった1本
「ねり梅」の材料は、梅干しと梅酢です。どちらも、やさしい梅屋さんがつくった有機栽培の梅から生まれたもの。種と実に分けて丁寧に裏ごしした梅干しを、梅酢でのばしてつくった「ねり梅」は、熟成した濃厚な梅の味わいと梅酢の豊かな香りが楽しめます。
梅干しはとれたての梅を一年間塩漬けして天日干しした後に、さらに樽で熟成させてつくります。3年以上の熟成させるので、塩気と酸味がなじんで奥深い味の梅干しです。
写真提供:やさしい梅屋さん
写真提供:やさしい梅屋さん
梅酢は梅干しを塩漬けするときにできるエキス。梅の栄養素がたっぷりとつまった液体です。やさしい梅屋さんはこれを半年以上かけてろ過し、さらに3か月寝かせて黄金色の上澄みを梅酢としてつかっています。
▲長期間のろ過によって、透明度の高い梅酢になります
(写真提供:やさしい梅屋さん)
■液体状だから使いやすさ抜群
「ねり梅」は梅干しそのもののおいしさが味わえます。少しとろみのある液体状なので、調味料として使いやすいところがうれしいポイントです。酸味も塩気もしっかりとしているので、料理に少し加えるだけで 味に深みが生まれます。
▲とても良い梅の香りが食欲をそそります
お鍋の薬味や、ほうれん草のお浸しに少し加えるだけで、さっぱりとした味わいに。鰯などの魚の煮つけに少し加えると、簡単に梅煮ができます。
豚肉の梅風味蒸しをご紹介します。
豚の薄切り肉(150g)に、ねり梅(小さじ2)、醤油(少々)、砂糖(小さじ1)、酒(少々)すりおろししょうが、刻んだねぎを揉みこみ、ごま油(少々)、片栗粉(小さじ2)をからめて、約10分間蒸せば完成です。
▲あっという間につくれて、白いごはんにも、おつまみにもなる一品です
▲後味がさっぱりと食べることができます
■安心して皮ごと食べられる梅づくり
紀州和歌山の梅干し専門店「やさしい梅屋さん」。その梅干しの特徴は、なんといっても有機栽培の南高梅でつくられていること。農薬や化学肥料を使わずに、自らの手で栽培しています。
▲500本ほどの木が栽培されている梅農園。見ているだけで足がすくんでしまう急斜面にありました
慣行栽培と比べると収穫量も減るし、時間や手間もかかってしまう有機栽培。梅の生産量が日本で一番多い和歌山県ですが、その中でも取り組む農園はほんのわずかです。
「それでも、完熟した梅を丸かじりする子どもたちを見ると、やっていてよかったと思うんですよ」と代表である深見優さんは言います。
▲やさしい梅屋さんの深見優さん。「家族に安全なものを食べさせたい」という思いもあり、有機梅干しづくりを手がけるように(写真提供:やさしい梅屋さん)
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SHOPPING MEMO
オーガニックねり梅
名称:有機ねり梅
原材料名:有機梅酢、有機梅、食塩
内容量:110g
保存方法:直射日光を避け、涼しい所に保存
開封後は賞味期限に関わらず、お早めにお召し上がりください。
食品を含むため、お客様都合での返品・交換は承れません。