肌にやさしい天然毛。職人がつくる豚毛のボディブラシ
肌あたりがやさしく、使っていくうちになじんでいく天然毛のブラシ。大正3年創業の「かなや刷子」がつくる、豚毛のボディブラシをご紹介します。
■天然毛のよさって?
お風呂で身体を洗うとき、タオルでごしごししてしまいませんか。
つい力が入ってしまう方におすすめしたいのが、天然毛のブラシ。ナイロンタオルに比べて、やさしい肌あたりなんです。
エンベロープウェルビーイングでセレクトしたのは、東京の老舗メーカー「かなや刷子」がつくる豚毛のボディブラシ。ラインナップの中から、一番やわらかいスーパーソフトタイプを選びました。
▲懐かしのビン型フォルムです
天然毛の中でもやわらかめの豚毛ですが、肌をなでてみると想像していたよりやわらか。
使っていくうちに、毛先が摩耗してその人の肌になじんでいくのも天然毛ならではのよさです。
■やわらかさの秘密は手植えの二段毛
やわらかさの秘密は製法にもあります。ブラシ部分をよく見ると、段差があるのがわかりますか。
これは「二段植毛」といって、職人が手植えしているもの。短い毛に支えられたやわらかい毛先の長い毛が、肌にあたるのでよりやわらかさを実感するのです。
柄の部分はヒノキ。清潔感のある木目で、ほのかに木の爽やかな香りがします。
柄の長さは22cm。「果たして洗えているのだろうか」って気掛かりの背中もこれなら安心ですね。
▲背中にも無理なく届きます
一つご注意していただきたいのが保管方法。浴室内でカビが生えないように、使い終わったら水気を切って保管しておきましょう。
▲ひもで吊るしておくと衛生的です
念入りに洗いたい足や足裏用に専用のブラシもご用意しました。こちらはボディブラシより硬め。柄が短めで力を入れられます。
▲ボディ用より硬めの足裏用
■入浴前のドライブラッシングにも
ボディブラシは身体を洗う時だけでなく、乾布摩擦のように乾いた肌のブラッシングにも使えます。
入浴前にくるくるとブラッシングするとぽかぽかとあたたかくなり、代謝アップが期待できそうです(心臓から遠いところからはじめて、心臓のある方向に向かってがよいそうです)
特に、かかとやひじ、ひざなどは角質が厚くなりがちなパーツケアにもおすすめです。
一日の疲れをほぐすようにマッサージすると、湯舟につかる時間がよりリラックスできそうですね。
■職人がつくる、暮らしのブラシ
かなや刷子は、大正3年創業の老舗ブラシメーカーです。
浅草や合羽橋など現在5つの店舗をかまえ、暮らしのブラシから職人やプロが使うブラシまであらゆるブラシを手掛けています。
ラインナップはボディブラシやメイクブラシなど身だしなみ用から料理、掃除、洋服、さらにペット用も。
どれも用途に合わせて、豚毛や馬毛、猪毛などの天然毛を選び、都内の自社工場で職人の手でつくられています。
▲天然毛を使ったブラシ。制作のために動物は犠牲にしていないそうです
使う人やモノに合わせて、なじんでいくのが天然毛の特徴。化学繊維がメインとなった今も、味わい深さのある佇まいカナヤ刷子のブラシは暮らしの中で役立っています。
▲現行商品がなくなり次第、ロゴが変更になる場合があります
SHOPPING MEMO
素材/豚毛(二段植毛) 天然木
サイズ/全長:345mm 幅:68mm高さ:39mm
日本製
※オンラインの画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。
※予告なしにデザインが変更する場合があります。