洗ってくり返し使える、リネンのコーヒーフィルター
LIBECOのオーガニックリネンのはぎれで、洗ってくり返し使えるコーヒーフィルターをつくりました。コーヒー豆のしっかりとした、深い味わいが楽しめます。
■すぐ乾くリネンは、キッチンにぴったりな素材
LIBECOのベッドリネンを仕立てる時に、必ずできてしまうリネンの小さなはぎれ。そのはぎれを活用し、洗ってくり返し使えるコーヒーフィルターをつくりました。これまでスタッフ買いもの帖や、ショップスタッフレッスンでもお伝えしてきた通り、リネンは吸水性と速乾性に優れた天然素材。
また、繊維が丈夫で水分を含むと強度を増す力がリネンにはあるので、台所でくり返し使うものに適しています。
▲今回は、オーガニックリネンヘリテージのフラックスとアッシュのはぎれを使いました
▲薄紙のパッケージに2枚入り。贈りものにもどうぞ◎
フィルターは、コーヒー1~4杯用のドリッパーに適したサイズの円錐形。柔軟性がありますので、縦横折り曲げることで、様々なドリッパーに合います。
▲円錐式ドリッパーに合わせて。左から1~4杯用、1~2杯用
▲先を折り畳んで、台形式ドリッパーに合わせて。1~2杯用
▲高さが余って、フィルターが不安定な場合は折り返して。いずれも1~2杯用
■はじめの準備とおいしいコーヒーの淹れ方
まず、はじめて使う時の手順。予洗いし、必ず煮沸してからお使いください。1. 手でやさしく、水道水でフィルターをよく揉み洗いします(洗剤は使わないでください)。
2. 鍋にお湯を沸かし、3分程度煮沸消毒します。生地の灰汁や香りが気になる場合は、水を変えて長めに(10分~)行ってください。
3. フィルターの粗熱がとれたらおしまいです。
▲繊維特有の香りを除くため、コーヒーの粉を少し入れたお湯で煮沸してもよいです
あとは、ペーパーフィルターを使う時と同じ手順で淹れていきます。コーヒーをおいしく淹れる5つのポイントはこちらで詳しくご紹介しています。
4. ドリッパーにフィルターをセットし、沸かしたお湯を回し注いでドリッパーとサーバーを温めます。
▲お湯を注ぐことで、ドリッパーにフィルターがしっかりと添います
5. サーバーのお湯を捨て、フィルターに挽いた豆を入れ(1杯分の目安:15g~ お好みで)、お湯を少しだけ注ぎ豆を蒸らします(40秒~)。
6. 豆のいい香りがたちました。あとはじっくりお湯(1杯分の目安:250g~)を数回に分けて注いだら、おいしいコーヒーのできあがりです。
▲同じ条件で、ペーパーフィルターとの使用感を比較してみました。お湯の透過速度はリネンクロスの方が少しゆっくりめです。また、豆の苦味が酸味が強く感じられました
コーヒー豆の挽き目は、深煎りの場合は中挽き(ネルドリップなどに適した粒度)、浅煎りの場合は中細挽き(ペーパードリップに適した粒度)からお試しください。
▲好みに合わせて豆の挽き目や量、お湯の注ぐ速度を調節してみてくださいね
■淹れた後のお手入れと、2回目以降の使い方
フィルターに残った豆殻は、裏返しして大まかに拭い捨て、水道水でやさしく洗い流します。水分をよく絞り、形を整えて干しておしまいです。
▲乾きが速いので、生乾きになりにくく衛生的
▲コーヒーの染色が気になる場合は、10分間ほど浸水させておくとある程度自然にとれます。フィルターはご使用前後に適宜、煮沸洗浄をしていただくと清潔に気持ちよく使えます
SHOPPING MEMO
生地:ベルギー製 リネン100%(糸:ポリエステル100%)、縫製:日本
2枚入り サイズ:W18cm x H13cm(1~4杯用)
※はじめてご使用する前は、3分程度必ず煮沸洗浄してください。
※生地の灰汁や香りが気になる場合は、水を変えて長めに(10分~)煮沸洗浄してください。
※適宜、煮沸または湯通しをすると、気持ちよくお使いいただけます。
※ご使用後は粉を水で洗い流し、形を整えて干してください。
※汚れが気になるときは煮沸洗浄してください。湯どおしよりも煮沸した方が汚れが落ちます。
※洗剤は使用しないでください。
※強く引っ張たり裏返しをすると、縫い目が裂けますのでご注意ください。
※天然素材の特徴で、多少毛羽が落ちたり縮みが見られます。
※コーヒーメーカーでのご使用も可能です(加熱のしっぱなしにご注意ください)。
※刺繍のオーダーは承れません。
※オンラインショップ限定商品です。
※こちらの商品は衛生上、お客様都合でのキャンセル・返品・交換を承れません。
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