サック・クイール・ルシア

柔らかく丈夫な植物タンニンなめしの本革を、薄く軽やかに仕立てた、たくさん入るワンショルダーバッグ。

カジュアルな用途の多いワンショルダーを、黒のレザーでシックに仕上げました。ニュートラルで、装いやシーンの振り幅が広いバッグです。

リゼッタは服づくりからはじまったブランド。
その視点でつくるからこそ、バッグも、かたちを保つことよりも、物を入れたときにどう見えるか、身に着けたときに装いとどう馴染むかを大切にしています。
そんな考えから、「サック・クイール・ルシア」は生まれました。

どこまでもシンプルにつくるからこそ素材感が大切。植物タンニンでなめした革は、使うほどに手になじみ、時間とともに育っていきます。

このくらいの容量があると、日常使いから通勤、一泊旅行まで、幅広いシーンで活躍します。布バッグのようにカジュアルになりすぎず、どんなシーンでもとりあえず馴染む、そんな便利さも必要です。

バッグ自体の重さはわずか420g。
薄く仕上げた革は軽くやわらかく、身体に自然と沿い、荷物が多いときも少ないときも、それぞれに異なる表情を見せてくれます。

極力ステッチや金具を使わず、持ち手も、できるだけ接ぎをつくらず筒縫いにすることで、余分な重さを省いています。肩に触れたときのあたりもやわらかく、長時間持っても負担を感じにくい仕様です。その結果、バッグ全体に自然でやさしいフォルムが生まれました。

底のマチに丸みをもたせたフォルムも、デザインのこだわりのひとつ。
一般的なマチのつくりでは、荷物を入れたときに角が三角に出てしまうため、あえて底の角を丸みがでるように仕立てました。
手間のかかる工程ですが、やわらかな革の表情を活かし、荷物を入れたときも自然で美しいフォルムを保つための工夫です。

A4サイズはもちろん、15インチのノートPCまで収納可能。仕事道具をひとまとめにして持ち運びたい方にもおすすめです。

大容量バッグならではの、ポイポイと荷物を入れられる気軽さに加え、ファスナー仕様で防犯面にも配慮。

内ポケット付きで、鍵などの小物も整理できます。

表面にはさりげなく、リス（百合）の紋章の刻印を添えて。

まるで布バッグのようにやわらかく、気負わず使える。それでいて、レザーならでは高級感もきちんと感じられるバッグです。

※店頭販売開始は12月25日（木）を予定しています。

Designer's comment

服屋育ちのせいか、革を使うときも、身につけたときの全体のバランスや、 荷物を入れたときの表情そんなことを気にしてしまいます。
そして 革の大敵「重さ」の壁です。革は自然物なのでなかなかゴールがみえませんでした。 ナイロンをつかえばいいのでしょうが。 「餅は餅屋」。服屋は服屋の考えるバッグをつくりました。

【革について】
天然タンニンでなめし、染色した牛革を使用しています。薄い色のお洋服へは色移りしやすいためご注意ください。濃い色の革の場合、染料や油分が抜けることで新品時より色が薄くなる場合もあります。
水に濡れてしまった場合、軽く布でたたいてから風通しのよい日陰で保管してください。

※天然素材のため、シボ（皺）の入り方は個体差があります。

＞バッグ一覧はこちら

※ モデルの身長は165cmです。
※ 画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。