ノエリア

軽やかなフランスチュールを重ね、裾にかけてやわらかく丸みを帯びたバルーンシルエットのスカート。

ウエストは総ゴム仕様で、ストレスのない履き心地です。

チュールは、南フランスの都市「チュール（Tulle）」を発祥とする素材です。
18〜19世紀には、細かな網目を手作業で編む高級レースの一種として扱われ、絹を用いた大変貴重な布でした。

その後、機械化によって広く普及するようになり、バレエの衣装やウェディングドレスに欠かせない存在に。軽やかで透明感のある美しさは、現代でも変わらず愛されています。

今回《ノエリア》に使用したチュールは、オーセンティックなフランス製のハチの巣チュール。六角形の網目で通常のチュールよりも網目が細かく、肌に触れたときのやわらかさが特徴。

かつての“高級素材の空気感”をまといながら、ナイロンならではのしなやかさと耐久性も兼ね備えています。繊細で上質でありながら扱いやすく、日常の装いにも自然と取り入れられる一枚に仕上げました。

いつもより少し特別な日や、よそゆきの服を着たいけれど堅苦しくしたくない・・
そんな日に、チュールスカートは最適かもしれません。もちろん、いつものお出かけ着としても。

カラーは、シックな「ノアール」と、ニュアンスのあるブラウンの「マロン」の2色をご用意しました。
季節を問わず楽しめるスカートです。

Designer's comment

女子なら一度は憧れるチュールレース。ウエディングドレスとかバレエの発表会とかで着たことがあるかもしれません。フランスで生まれたチュールは古くはシルクでした。私も以前いちどだけシルクのチュールレースをつかいましたが、本当に繊細で着るのも恐々でした。今回はフランスのメーカーのナイロン製ですが、よーく見てみてください。六角形のハチの巣のように穴があいているのがわかります。ひし形のチュールも売っていますが、こちらはやはりきれいな透け感やドレープがつくれないように思います。六角形につくる意味がちゃんとあるんですね。

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※ モデルの身長は166cmです。
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