Envelope Select|【受注商品】[羽生直記]深型両手パン

炒め物も揚げ物もおまかせできる、深型鍋

鍛造作家・羽生直記さんの鉄の深型両手パン。使いはじめの凛々しい表情に、使い込むうちに醸し出される渋みのある美しさ。鉄でつくられた道具の魅力を是非味わってください。

ご注文期間:8月16日(水)10:00まで/お届け予定:2024年5月中旬

こちらの商品は受注生産品です(受注上限数あり)。お買いもの前に、必ず文末のSHOPPINGMEMOをお読みください。

【5月中旬お届け】深型両手パン小※代引き不可 SOLD OUT
【5月中旬お届け】深型両手パン小 厚み変更※代引き不可 SOLD OUT
【5月中旬お届け】深型両手パン大※代引き不可 SOLD OUT
*価格は消費税込みの金額です

■頼もしい深さが魅力

鉄を何度も何度も繰り返し叩いてつくられる、羽生さんのフライパン。深さがたっぷりある深型両手パンは、たっぷりの食材を安心して調理することができます。デザインのベースになった「両手パン」と比べて、こちらは深さがあるから、火のまわりがよく高温で素早く仕上げたい料理にぴったり。ハンドル部分は手でしっかりと持つことができるように考えられたデザインです。加熱によって熱くなるので、鍋つかみやクロスをお使いくださいね。また、器を兼ねるデザインだからそのままテーブルにも。形がシンプルで美しいからこそ主張し過ぎずスッと調和し、熱々の料理をおいしそうに引き立ててくれます。

サイズは大小の2つ。大はφ約26cm×深さ約7cm、小はφ約22cm×深さ約6.5cmです。

▲大・小重ねて収納できます。表面には加工の跡がみられます

小のみ通常は1.6mm厚を、2.3mm厚への変更が可能です(+990円)。

1.6mmは炒め物から焼き物まで使えるオールマイティータイプ。2.3mm厚は、厚切りのお肉や魚など、じっくりと火を通す料理がよりおいしく調理できます。


▲(参考写真)厚みを比較。左:両手パンS 1.6mm厚、右:両手パンM 2.3mm厚

■エンベロープスタッフが使ってみました

小サイズで石焼き風ビビンバに挑戦。ごはんにナムルをのせた時点で、気分が上がります。量は2~3人分のごはんが入りました。

油を多めにいれて、じっくりと焼きました。おこげがうまくできますように。どきどきしながら混ぜると、きれいにおこげができました。「この深型パンはビビンバのためにあるといってもいいかも」とスタッフ同士で盛り上がります。

チャーハンや野菜炒めなどいろいろな料理に使えますが、このお鍋が手元に届いたら、石焼き風ビビンバは一度は試してほしいメニューです。

▲混ぜるとき、持ちやすいハンドルが活躍してくれました


続きまして、大サイズ。4人分くらいの調理が目安です。

こちらも小と同じく、チャーハン、野菜炒め、麻婆豆腐など炒め物に幅広く使えます。今回は深さをいかしてアジフライを揚げました。深さが申し分ないから、油跳ねしにくいのが嬉しいところ。そして出来上がりはというと、からっと揚がりました。▲油は、1L近く使いました

大サイズは一度にたくさん揚げられるから、揚げたてを食卓に運ぶことができます。たっぷりのサイズなので、大人数分をつくる方には大サイズがおすすめです。

▲エビチリ用に片栗粉をつけたエビも揚げました。こちらもカラリと仕上がりました


■鉄の道具ならではの、美しい表情

一枚の板に、なます(熱を加える)→叩くを何度も繰り返すことで出来上がるフライパン。全て手作業で行われるため、最大でも1日に2個しかつくれないそうです。型などはなく、どこで叩く手を止めるかは職人の感覚によるもの。だからこそ、シンプルで無駄のない形でありながら、ひとつひとつ表情が異なります。

表面は蜜蝋仕上げ。食べ物を扱う道具なので、通常の塗装ではなく少しでも安心な蜜蝋を採用しているそう。

ただの真っ黒ではなく青や赤の色の揺らぎが感じられるのも、このフライパンの個性。鉄ならではの表情が楽しめます

▲サイズによって底の立ち上がりのカーブが異なります
▲接合部は溶着をせずにリベット止め

■鉄の道具を育てるお手入れポイント

羽生さんが鉄の道具をつくり続けるのは、「ずっと使えるものをつくりたかった」から。新品と経年変化をしたものを比べると、古くなったというより風格が。油がなじんで焦げ付きの心配もなくなります。
▲左が新品、右が経年変化したもの(写真は参考:フライパン Sを使用)

最後に、お手入れの方法をご紹介します。



1.使う前に油ならしを
きちんと油ならしをすれば、食材がくっつきません。フライパンを空焚きして蜜蝋をとばし、常温に冷ましたら蜜蝋が残らないように金だわしでごしごしと洗います。空焚きをして水分をとばしたら、フライパンの高さ3分の1くらいまで食用油を注ぎ、野菜くずと塩を一つまみ入れて弱火で約20分じっくり炒めます。炒め終わったら、そのまま調理をしてください。すぐに調理をしない場合は、油をキッチンペーパーでふき取って保管を。

2.洗うのは洗剤+スポンジ
使用後は常温まで冷めてから、普段のスポンジと中性洗剤で洗ってください。よく「鉄のフライパンを洗うときは水で洗うだけ、洗剤はダメ」と言われていますが、洗剤くらいでは油脂の膜は落ちないそう。それよりきちんと汚れを落とした方が、衛生的に長く使えます。

3.洗った後は空焚き
水分が残っていると、錆の原因に。空焚きをして水分をとばしてください。

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SHOPPING MEMO


材質:鉄
サイズ:
 φ約22cm×深さ約6.5cm、全長約29.5cm 約890g
 φ約26cm×深さ約7cm全長約33.5cm 1100g

※手仕事品ですのでサイズ・重量は大まかな目安です。多少の誤差はありますので、ご了承ください。
※IHではご使用いただけません。
※食洗機はご使用いただけますが、使用後に濡れたまま放置すると錆の原因となるため、すぐに空焚きして水分をとばしてください。
※オンラインの画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。
※こちらの商品は受注生産品です。2024年5月中旬にお届け予定ですが、ひとつひとつおつくりするため予定より遅れる場合があります。ゆっくりとお待ちいただけましたら幸いです。
※発送時期が異なるため、通常商品とは同時にご注文できません。通常商品もご購入の場合は、2回に分けてご購入手続きをお願いいたします。
※受注生産のため、代金引換払いはご利用いただけません。また、ご注文後のお客さま都合での返品・キャンセル・変更は承れません。

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