サック・ド・フィヨンセ
フランスの職人が編む伝統的な籐製のハンドバッグ。革のハンドバッグの原型ともいわれています。見た目は美しく、技法も素晴らしく、今も昔も大切なものをしまっておきたい特別なバッグです。編める職人は少なく、貴重な技術です。職人はかわりましたが、いつまでも受け継がれてほしいという願いを込めてご紹介しています。
■フランスの伝統的なカゴバッグ
婦人用バッグとして1900年代初頭までフランスつくられてました。フィヨンセバッグとも呼ばれ、 婚約者にレースや宝石を入れて贈ったと言われています。
■つくる職人がほとんどいない貴重な技術
細く裂いた籐で緻密に編んだバッグ。
胴部分は飾り編み。
持ち手は三つ編みのように。
場所ごとに編み方を変えてつくり上げます。数日かけてようやく1つ出来上がるというほど手間のかかる作業。
箱型のサック・ド・フィヨンセは2色。
ブラック(黒)▲ブラック ブラウス:ブルーズ・ポレット、スカート:ジュプ・ポレット(モデル身長166cm)
ヘーゼルナッツ(ライトブラウン)
▲ヘーゼルナッツ ブラウス:ルフィナ、パンツ:ラザール(モデル身長166cm)
■宝石箱を開けるような
蓋には革ベルトと木製の鍵がついています。この鍵に手をかけると、そっと大事なものに触れる気分。
開けるたび、小さな喜びを感じます。愛おしさもひとしおです。
お財布、携帯、化粧ポーチなど充分入る大きさです。
バッグとしてはもちろんですが、大切なものをしまう宝石箱のような使い方も。
■このほかにもさまざまなカゴをご紹介しています「フランスのかご展 -14e La Vannerie Française-」
SHOPPING MEMO
素材 | ラタン(フランス製) | ||||||||||
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サイズ (cm) |
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※ 手づくりのため若干の個体差がございます。
※ 画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。
※籐のカゴは経年変化しにくいですが、細く割いてあるため、力をかけると割れたり型崩れする場合がありますので注意してください。