柔らかな色と大人なシルエット。カシミヤとヤクのセーター

■一枚で主役。冬を乗り切るバルキーニット

カシミヤとヤクを使ったふんわりと厚みのあるニット。軽いけれどあたたかで、冬本番にも活躍します。

さらっと着られる存在でありながら、絶妙にカラーがミックスされた表情ある色、胸元のさりげない模様が印象的。襟元はサイドにかけて開きが広がるラインを描き、襟ぐりはほんの少し丸まるデザインです。身幅はゆったりで、袖は細め。肩の落ちたドロップショルダーはリラックス感があり、肩線を柔らかく見せてくれます。全体的にデザインは大人っぽく、柔らかな表情のニットととてもよいバランスを生み出しています。

■着こなしを楽しめる絶妙なシルエット

ゆったりとした身頃と、細めの袖、長すぎない丈。計算されたボリューム感で、ワイドシルエットのボトムスとも相性がよいです。▲［SUSURI］タピールパンツと合わせて、あたたかみがありながら明るい装いに

パンツにもスカートにも。装いに大人な柔らかさを添えるセーターです。▲さらりと心地よい薄手の［SUSURI］シロッコスカートに合わせて

寒さの厳しい時期にはインナーにボトルネックインナーを合わせた、カシミヤのあたたさかを感じる組み合わせもおすすめです。▲カシミヤ ボトルネックインナー　グレーを中に着て

■陰影の生まれるミックスカラー

カラーはバルキーグレー、シェラックピンクの2色。それぞれカシミヤとヤクの混合でつくられています。▲編み目を近くでみるとこんな感じです▲バルキーグレー。２色のカシミヤとヤクの黒を混ぜています
▲シェラックピンクは、シェラックで草木染めをした原毛わたと、白のカシミヤ、ヤクのチャコールを混ぜています

■とらわれない、自由、心地よい。そんなふうにいて……「FREEMAN--B」

カシミヤのなめらかな風合いとほんとうの心地よさを教えてくれる、フリーマンの服。
モンゴルで育つカシミヤ山羊たちの美しさをそのままいかし、服づくりを行っています。フリーマンが大事にしているのは、「心に沁みとおる、自然な色合い」。

原料は環境にストレスを発生していない環境から選び、漂白せず、原毛そのまま。染めるときはできる限り天然染めを選びます。

モンゴルの遊牧民が育てたカシミヤ山羊は、ミネラルの豊富な土地の草を食べているため、人工的に手を加えなくても、あたたかく柔らかい毛。こだわりの着心地を服づくりの現場と協働し実現しています。
撮影　@mayanoue

「FREEMAN--B」フリーマンという名の由来は、とらわれない、自由、心地よいという意味からFreeとManを組み合わせています。

地球環境に目を向け、流行にとらわれず自分らしく生きる。そんな選択をする人々のために、フリーマンは服をつくります。

■関連記事

《つくり手ファイル》深い結びつきが生む、あたたかなカシミヤのニット／FREEMAN--B 柿岡恵さん

SHOPPING MEMO

素材：カシミヤ92%（トップカシミヤ）、ヤク8%
着丈 約56cm、身幅 約55cm、肩幅 約62cm、袖丈 約42.5cm
（実寸のため多少の誤差がある場合があります。ご了承ください）

※石油系溶剤による弱いドライクリーニングをおすすめします。
※液温は30℃を限度とし、手洗いすることも可能です。日陰の平干しをおすすめします。
※塩素系及び酸素系漂白剤、タンブル乾燥は禁止です。
※底面温度110℃を限度としてスチームなしでアイロン仕上げが可能です。
※オンラインの画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。