MOORIT-Beginner’s project series

棒針編みの基本テクニックを順番にマスターできるキットシリーズ「Beginner’s Project Series」。
プロローグから1作品ずつ仕上げたら、最後は手編みのソックスが編めるキットシリーズになっています。
気になるテクニックだけを選んで編むこともできる7つのプロジェクトです。

「編み物に興味はあるけれど何から始めたらいいかわからない」「糸が素敵、でも編み物は自信がなくて…」という編み物が初めての方も、
上級者のニッターさんにとっても、気軽に編んですぐに使えるアイテムとなるようデザインにもこだわりました。

プロローグ「ポットマット」キット

テクニック：作り目／表編み／裏編み／伏せ止め

棒針編みに欠かせない基本のテクニックをレッスンするプロローグ。
まずは四角いポットマットをいくつか編んで、編み物に慣れ親しむためのキットです。
糸は適度な太さがあり編みやすい、イギリス産のウール単糸「Re: Treat」を選びました
。目数・段数を好みで増やしたらおやつマットも作れます。

Chapter 1「ブロークンリブのスヌード」キット

テクニック：表目・裏目の模様編み／糸の替え方／仕立て方

プロローグで学ぶ基本のテクニックができるなら、ボリュームのあるスヌードに挑戦。
中空構造になった糸「PUYU」で編むから、とても軽やか。アルパカ＆シルクで上品な雰囲気です。
編み図のとおりにざくざくとまっすぐ編んだら、最後にスヌードに仕立てます。
おしゃれのアクセントにしたくて、3色づかいにしました。

Chapter 2「ガーター編みのセーター」キット

テクニック：2目一度の減らし目／縫い合わせ方

もうセーターが編めるの？と驚くかもしれませんが、大丈夫。
四角い身頃と台形の袖をそれぞれ2枚編んでつなぎ合わせたら、セーターの完成です。
ボクシーなシルエットで、元気に着こなしたい1枚。
糸はマノスデルウルグアイの新着ウール糸「Cardo」を選びました。
このセーターが編めたら、りっぱなニッターの仲間入りです。

Chapter 3「パールキャップ」キット

テクニック：輪編み／3目一度の減らし目／糸の絞り方

まっすぐ編む往復編みに慣れたら、次は輪編みの登場です。
ふっくらと気持ちのいいアルパカ＆ウールの「Bulky」でニットの帽子を編んでみましょう。
輪針を使って、編み地の表側の面を見てぐるぐると編んでいきます。
最後にきゅっと絞って帽子にする工程もたのしいもの。
タイトルにあるパールとはパールステッチ、裏目のことです。

Chapter 4「レース模様の三角ショール」キット

テクニック：かけ目と減目のレース模様／ブロッキング仕上げ

テクニックを少し増やすだけで、レースショールも編むことができます。
三角形の頂点から、葉っぱのような模様を編みながら目を増やして大きなショールに編みあげます。
模様がどんどん増えていくのを見ると、ウキウキとした気分になりますよ。
編みあがったらブロッキング仕上げをして、模様を美しく際立たせます。

Chapter ５「交差編みのウォーマー」キット

テクニック：交差編み／すくいとじ

手編みのニットといえば、ケーブル模様を思い浮かべるかたも多いかもしれません。
目の配置を入れ替える交差模様も意外と簡単に編めるもの。
交差編みを取り入れてまっすぐ編んだ編み地の両サイドをきれいにとじあわせてウォーマーに仕立てます。
リストウォーマー、レッグウォーマーのどちらかを選んで編むキットで、カラフルな糸はスペインのメリノウール「MOTA」を使いました。

Chapter 6「メリヤス編みのソックス」キット

テクニック：マジックループ／かかとを編む／メリヤスはぎ

いよいよ最終作品、手編みのソックスに取り組みます。
今回はいわゆる並太くらいの太さのある「アレグリアグランデ」を使い、シンプルで編みやすいソックスをデザインしました。
履き口からスタートして、かかと、つま先へと進んでいきます。
立体的な構造のソックスが編めたら、もう怖いものなしです！
長めの輪針を使って小さな筒を編むマジックループの技法にもチャレンジしてみましょう。

それぞれのキットは「材料の糸＋編み方説明書」がセットされています。
編み方説明を補うために、テクニック動画も作ってみましたので、ぜひご活用ください。