1枚で2つの着こなし。ふわっとあたたかキルティングコート

■裏地のプリントがアクセントに

まるでツリーのオーナメントのように、冬のプラタナス並木につらなる鈴のような実。

プラタンヌシリーズのファブリックは普段の装いに取り入れやすい墨黒ベース、モチーフは飽きのこない小さめにしています。

▲要所にムラ感を出し、経年変化の雰囲気を表現しました

こちらのコート「ロベルタ」では、裏地に「プラタンヌ・フリュイ」の柄を使用。中綿入りのキルティングなのであたたかです。

折り返した袖口や、動きによってちらりと見えるプラタナスの実の柄が、こんな風に装いの彩り役になってくれます。

一方、表地にはケンピウールという独特の風合いをもつ生地を使用。保温性が高く丈夫なので、昔から重宝されてきた素材です。

■プラタンヌ・フリュイ柄を主役にしても

ロベルタの大きな特徴がリバーシブル仕様であること。1枚で2通りの着こなしが楽しめます。

裏地のプリントを表地に着ると、こんな感じです。

総柄でもモノトーンだから、気負わず取り入れられるのではないでしょうか（ちなみにリゼッタスタッフはこちらの着こなし派が多いようです）。

プラタンヌ・フリュイ柄を表に着ると、こんな感じにウール地の黒が見えて引き締め役になってくれます。袖口をくるりと折り返しても。

裾からもウール地がちらりと見えます

裏でも着られるよう品質表示はつけていません。

表地には後ろ身頃にかかるくらい大き目のポケットを左右につけていますが、こちらにはシンプルなスラッシュポケットをつけています。

▲こちらが表地の大きなポケットです

リゼッタのブランドタグはつけたままでもいいですが、気になるようでしたら取り外しても。

■インナーを選ばないリラックスシルエット

サイズはワンサイズ。不思議なもので36サイズの方も38サイズの方も、それぞれきれいなバランスで着られるシルエットになっています。

▲このページでは168㎝のモデルが着用しています

身幅がゆったりしていて、着ぶくれせずに重ね着が楽しめます。

アウターを選ぶ厚手のニットも、アームホールにゆとりのあるドロップショルダーだからするりと羽織れます。

襟元は襟付きのブラウスにもタートルネックにも合わせやすいカットにしています。

ボトムスはスカートでもパンツでも。

▲ニット（テオフィラ /プリュヌ）、スカート（ヘレーナ/プラタンヌ・フリュイ）

こちらは23AWカタログからのカットですが、こんな風にワンピースの上にふわっと羽織るのもおすすめです。

■フランスの風景や庶民の生活に想いを馳せて

「プラタンヌ・フリュイ」は、プラタナスの実をイメージしてつくったリゼッタオリジナルの柄です。

イメージソースとなったのは、100年ほど前のフランスの古い服。

当時のフランスの風景や庶民の生活に想いを馳せながら、服やアクセサリーを仕立てました。

プラタナスの可愛らしい実が彩る生地は、当時の風合いが出るようあえて要所にあせたような加工を施しアンティーク感のある雰囲気に仕上げています。

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※ 画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。
※ モデルの身長は約168cmです。