上質な大人の足もと　リネンのスニーカー

■理想のスニーカーができるまで

スニーカーを作るなら素材はリネンで。リゼッタを始めた頃からずっと扱い続けているリネン生地を使ったスニーカー作りがこうしてスタートしました。

スニーカー用に使える生地は、屈折20万回の強度テストに合格しなければいけません。厚みや織り方の異なるさまざまなリネン生地を選び試験を繰り返しましたが、ほとんどが不合格。

その中で厳しい基準をクリアしたのが、打ち込みの強めなベルギーリネンでした。

■デザインにもこだわって

紐を通すハトメは小さく、細かく。ろう引きの細い紐を細かくクロスさせることで、大人っぽい表情に仕上がります。

ステッチの色は、アンティークホワイトにはほんのり薄いグレー色を、ノアールとエレファントには濃い目のグレーを。生地の色に埋もれず、それでいて主張しすぎない絶妙な色合いを選びました。

ベロの端はあえて切りっぱなしに。端にステッチが入っているので、これ以上ほつれる心配はありません。



かかとにはそれぞれの生地色に合うカラーパッチをつけました。

スニーカー作りがスタートしてから一年以上経ち、ようやく理想的な最終サンプルが出来上がりました。


■moonSTAR（ムーンスター）って？

久留米で140年以上の長い月日のなか“精品主義”を脈々と受け継ぎ、ひたむきに靴をつくり続けてきたシューズメーカー。
「moonSTAR」というロゴに小文字と大文字が混ざっているのは、「子供から大人まで愛用してもらえるように」という意味がこめられています。

リゼッタのスニーカーが作られている、福岡県久留米市の工場を訪問しました。

20万人以上の日本人の足型をもとに作られた靴型に、スニーカーの生地をかぶせて、ペンチのような道具でひっぱりながら中底に接着していく作業中。

多くの海外生産のスニーカーはこの工程を機械で行いますが、moonSTARでは手作業。ほぼすべての工程に人の手が加えられつくられていくスニーカーは、大量生産の機械では不可能な、絶妙なゆとりを生み出します。

スニーカーが出来上がるまでの様子は、リゼッタのウェブサイトで詳しくご紹介しています。
こちらもあわせてご覧ください。



■お好みの色を選んで

▲アンティークホワイト
暗い色合いが多くなる冬の季節、足元にホワイトを持ってくると印象も軽やかに。

▲ノアール
普段あまりスニーカーを履かない方には、合わせやすいノアールがおすすめ。

▲エレファント
暗くなりすぎず主張しすぎず、実は一番の万能カラーがエレファントかも。

▲コットン紐
すべての靴に、ろう引き紐と白い通常のコットン紐の2種類をお付けします。

Lisette×moonSTARのスニーカーは、普段からスニーカーを愛用する方はもちろん、あまり履きなじみがないという方にもおすすめの一足です。

■コラム《リゼッタのアトリエを訪ねて》
LISETTE×moonSTAR



■コラム《スタッフ買い物帖》
革靴派だった私の足もとにも自然になじむ　バランスのとれたスニーカー




■コラム《スタッフセレクト》着比べてみました！リゼッタのカットソー

SHOPPING MEMO

[お取扱いについて]
濡れた状態や摩擦により色落ちする場合があります。
淡色の靴下やボトムなどを着用の際はご注意ください。

[サイズについて]
一般的なスニーカーより大きめの作りで、細長い形です。
普段よりワンサイズ小さいサイズをおすすめします。
足の横幅が広めの方や甲が高めの方は、普段と同じサイズをお選びください。

※ 画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なる場合があります。