室内に神様と出会える場所を。木曽ひのきの壁掛け式神棚

■今の暮らしになじむ、神棚を

「お札をいただいたけれど、どこに飾っていいかわからない」「昔ながらの神棚は置くスペースがない」「うちのインテリアに合った神棚がほしい」

神棚のある暮らしが当たり前ではなくなった今、そうした声を受けて誕生したのが、woodpeckerの神棚「GIRIDO」（ギリ戸）です。

つくり手であるwoodpeckerの福井賢治さんは、いちょうのまな板など暮らしの木製道具を手掛けていました。

ぬくもりあふれる道具と同じように、神棚は無垢材の魅力を活かすシンプルなデザイン。洋風化した住まいにも調和する、普遍的な美しさです。

素材に使われているのは、伊勢神宮にも使われる木曽ひのきです。すっとまっすぐな白木の木目は、清らかな気持ちにさせる神聖さがあります。

■職人技が宿る本格的なつくり

福井さんのご実家は、神仏具をつくる木地師の家です。

まさに神棚はものづくりの原点にあたるもの。GIRIDOのつくりも正しい知識や作法にもとづいていて、制作は宮大工が行っています。

このページでご紹介している壁掛けタイプは、金具を使わないほぞ組（穴と突起で接合する）の工法でつくられています。

丸い穴に対し、差し込むホゾの角を削りながら調整する技術が要されます。

本格的でありながら気負いなく取り入れられるのも大きな魅力。約300gと軽量なので、棚板を設置しなくても壁に掛けられます。

裏側には取り付け用のネジ穴があり、ネジ一本で取り付けOK。さらに、左右にネオジム磁石が埋め込まれているので、画鋲二つで取り付けることもできます。

■どうやってお祀りすればいいの？

初めて神棚をお迎えする方に向けて、お祀りの仕方をご紹介をします。

まずは場所。一般的にはお札は目線より高い位置に、お札の前面が南か東を向けてお祀りします。

お札には種類がありますが、こちらの神棚に収められるのは各地の神社で配布されている頒布大麻（縦245×横68×厚さ2mm）です。頒布大麻を三体（3枚）お持ちの場合は、重ねてお祀りください。

扉は開きませんが、御札を背面にすっきりと収めることができます。

お参りは神社と同じ、二拝二拍手一拝が基本。気持ちを込めることが大事なので、もし間違ってしまっても大丈夫です。

そして年末になったら、ほこりを払って乾拭きし、新しいお札をお祀りしましょう。

より本格的にお祀りしたい方には、神社の御扉の工法を取り入れた置き型タイプの神棚（写真下）もご用意しています。

■はじめませんか、神棚のある暮らし

かつては多くの家にあったものの、徐々に姿を消しつつある神棚。ご実家にあった方は、年末にお掃除のお手伝いをしたり、お願いごとがあるときに手を合わせていた、なんて思い出があるかもしれません。
木地師の息子として、伝統が廃れていくことに歯がゆさを感じていた福井さんが大切にしたのが本質をとらえること。

「神様をお祀りするもの」という根本的なことを考えて制作された神棚は、本物ならではの迫力と大きな存在に守られている安心感をもたらしてくれます。

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SHOPPING MEMO

サイズ：高さ：303 × 幅：207 × 奥行き：42mm
素材：木曽ひのき
重量：約0.3kg

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