アンティークな文様のクッションカバー
■歴史的な織布の伝統と技法を新たな形で
アンティークな趣あるインテリアに仕上げてくれる、ANTOTEのクッションカバー。サルデーニャ島で数百年と受け継がれた歴史ある織布や技法に、現代の手法とアイデアを加えてつくられています。
▲カラーは2種類。左からブラック、クリーム
ANTOTEのデザイナー Antonello Tedde(アントネッロ テッデ)は、ブランドのルーツである島の内陸で育ちました。時代や生活様式が移り変わる中で、島の職人だけでは限りが見えていた伝統をブランドを通じて継承し進化させています。
▲ブラック▲コーディネート例:LIBECOのクッションカバーハドソンのブラック・ナイロビと合わせて▲クリーム▲コーディネート例:LIBECOのクッションカバーハドソンのフォグ・ナチュラルと合わせて
機械織の綿密な凹凸で表現された、伝統的な文様のクッションカバー。ふっくらとしたコットン100%の素朴な風合いが感じられます。
▲糸をふんだんに使用したしっかりとした肉厚な生地
リビングやベッドルームのアイコンによいノーブルな織柄が魅力です。お気に入りの空間、パーソナルスペースづくりにいかがでしょう。
■Antonelloの哲学。アイデアと伝統を結びつけて
幼いころから針仕事とおしゃれへの関心が強かったというAntonello。島の大学で経済学を学んだ後、言語やステレオタイプの壁を越えてロンドンの芸術大学に進学します。
ファッショントレンドを牽引するロンドンでの多岐に渡る学びは、Antonelloのファッションと経済の知識と関心をより高めました。
Antonelloはファッションデザイナーへと前進し、故郷サルデーニャに伝わる織布を新しい表現で汎用するブランド「ANTOTE」を立ち上げます。
▲Antonelloが長年大切にしている伝統柄の古いベッドカバー。汎用性の豊かさと色褪せないモダンさが感じられます
Antonelloが育った島の内陸には、他国からの侵略を逃れて移り住んだサルデーニャ人の歴史があります。控えめなモノクロの服を着用し、閉鎖的でつつましく伝統的な暮らしを続けました。
Antonelloの母もモノクロのファッションばかりで、それはとてもシックな着こなしだったそう。
地中海の島へ抱かれる鮮やかなイメージとは対照に、ANTOTEのコレクションの多くは、黒と白を基調とする洗練されたデザインが特色。アイデンティティと伝統のバックグラウンドがトリビュートされています。
Antonelloの拠点はロンドンですが、商品の生産は全て島で担われています。一部の工程に機械を導入しながらも、環境に負担の少ない伝統的なものづくりを保持しています。
▲熟練した職人による手しごとの複雑さが伝わってきます
ブランドの取り組みは伝統の多様性を伝える活動となり、島と人の暮らしを豊かにしています。
写真提供:ANTOTE(12,13,15,16枚目)
SHOPPING MEMO
イタリア製 コットン100%
サイズ:45x45cm(40〜45cmの中材を推奨)
※天然素材のため、使用や洗濯時の摩擦により毛羽立ちや縮みが発生します。
※お手入れは専門店でのドライクリーニング、手洗い(裏返してネットの使用)をおすすめします。
※タンブラー乾燥、漂白剤・蛍光剤入り洗剤の使用は避けてください。
※ハンドメイドのためサイズやつくりに個体差があり、部分的に甘織が見られる商品です。
※濃色は摩擦や水濡れにより、色落ち・移りすることがございますのでご注意下さい。
※織地、パイル地の引っ掛かりにご注意ください。
※素材と織りの特性上、毛玉や糸の飛び出しが発生する場合があります。無理にひっぱららず、内側へ織り込んでいただくようお願いします。
※商品をご覧になりたい場合は、エンベロープ西宮店、名古屋分室、及びリネンバードのショップへ事前にお問い合わせください。
※刺繍オーダーを承れない商品です。
※画面の表示の色は、ご利用の環境その他により実際の色と多少異なります。