うだるような暑さが続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私はというと、東京であまり蝉の鳴き声が聞こえなかったのですが、8月にようやく体感できて夏を感じています。
蝉が気になり始めたのは7月中旬、積み重なったノスタルジックな気持ちから。
ですが、全然蝉が鳴かないので勝手に心配になって「蝉の声 聴こえない」と検索してみたら、35℃以上の猛暑では蝉が鳴かないことをはじめて知りました。
気温や明るさなど鳴くための要素は、蝉の種類によって異なり、午前中に鳴くのか午後に鳴くのかも違うらしいのですか……(蝉は7日間しか生きないのに声も聞こえないと思うと、見えない虫たちに想いを馳せてしまいます)
そんな蝉が鳴かないほど暑い、今年の夏。これまでにないほどの短い頻度でシーツやタオルケット、リネンのパジャマを洗っています。
夏は他の季節よりも、脱力してベターっと横になる感じがするのですが、リネンダブルガーゼケットをシーツの上に敷きはじめたら、空気の層が生まれて想像以上に爽快で、夜に起きることもなくぐっすりと眠れています。
夜、洗い立てのさらさらなガーゼケットやシーツが待っていてくれると思うと、それまでのやらなくちゃいけないいろいろなことが頑張れる気がするのが不思議。一日の終わりにたどり着くお布団の力ってすごいです。
持っているパジャマはリネンのナイトシャツ。リネンに汗をたっぷりと吸ってもらい、生理現象を自分でコントロールしている感覚があります。
無意識のうちにないがしろにしがちな身体ですが、みえないからこそ労わることはとても大切ですよね。リネンの力にあやかって、私の夏の快眠が成立しています。
スタッフみやした