突然ですが、どれくらいの周期で布団カバーを洗っていますか?
私はLIBECOのベッドリネンを使いはじめて、週1回以上、汗をかくときは頻度高く洗うようになりました。
洗いたてのベッドリネンの心地よさから、思い立ったらすぐに洗いたい。リネンはすぐに乾いてくれるので洗濯のストレスはありません。その感覚は以前にコットンを使っていたときと比べて明らかに違うなと感じます。
今回そんな話をしたのは、ベッドリネンを洗うことは寝具も長持ちさせるからです。
▲現在、私が使っているのはクラシックスシリーズ
先日、私たちが紹介している金沢の寝具ブランドISHITAYAへ取材に行ってきました。布団の寿命についてあれこれうかがっているとき、決定的なことを知りたくて突っ込んでいくと、何度も枕詞に「ふだんカバーをちゃんと洗っている人ならば、〇〇年くらいは持ちます」という前提をくり返し伝えられるのです。
寝具の寿命は日々の手入れが肝心。カバーを清潔にすることは皮脂や汗の侵入を防ぎ、布団の中の繊維を守ってくれます。布団を長持ちさせるには劣化の原因を注視しカバーをこまめに洗うことがマスト。
この話を聞いて、以前に読んだ文庫『養老孟司特別講義 手入れという思想』を思い出しました。この本では、人間が手入れした自然のものこそ生命が宿る。都市が発達して脳化社会になって人間は手入れを忘れて劣っていませんか?というようなことが書かれています。私はマメなほうじゃありませんが、手入れをするって能動的で愛着を生む大切なことなんだなと思い返したのです。
話が脱線しましたが、私はLIBECOのベッドリネンを使い始めてから、もう他のブランドは使えないな……と思うほど満たされています。それは洗濯をも促される気持ちよさ。
さらっとした気持ちのよい肌あたりをいちばん感じられるのはベッドリネンを洗濯した日の夜。カバーを洗うことは人間だけじゃなく、中の布団にとってもいいことを覚えておいてください。
スタッフみやした