みなさまこんにちは。今日はLIBECOの新作デザインと、ものづくりについて少し振り返ったお話をしたいと思います。
私がベルギーリネンのブランドLIBECOの商品担当、販売に携わるようになって8年が経ちました。入社してから初めてLIBECOのことを知った私ですが、歴代のデザインをさかのぼってシリーズ名をクイズで答えられるほど詳しくなってきました。
▲歴代のLIBECOカタログの一部
季節感とモダンさをしっかり演出しながら、新作をマイナーチェンジしていくLIBECOのホームリネン。そんなコレクションの変化を楽しみつつ、エンベロープやリネンバードのお客さまの顔を浮かべながらご紹介するアイテムをセレクトをしています。
日本のインテリアで合わせるには色彩が難しい印象のシーズンもありながら、LIBECOを長年愛用してくださっている方への新しい提案がすばらしいなといつも思うのです。
▲2012年のメインビジュアル「シェパードチェック(SHEPHERD’S CHECK)」
2004年のものと、2016年のものと、現在のものと......異なる年代のアイテムをかけ合わせても素敵なインテリアにまとまるんです。「僕たちのつくりたいものはずっと変わらないんだよね」という長年リネンを織っている老舗ファブリックメーカーの姿勢を感じます。
今季LIBECOカタログのメインビジュアルでもある、新作エティエンヌ(ETIENNE)は長年試行錯誤してできた織柄。写真だけですと伝わりにくいのですが、繊細で複雑な織柄なんです。
▲ブランケットエティエンヌの細かな織柄
▲2015年~2019年のアイテムとエティエンヌのコーディネート
2024年の新作コレクションの案内が届いていて、同じ織柄が施されています。ご紹介するのはまだ先になりますが、一緒に使うとどのような化学変化が起きるのか?どうぞお楽しみに。
スタッフわたなべ