先日リネンバード北浜で開催した「眠りの体験会」。ISHITAYA代表の田中さんによるカウンセリングと、自然素材の寝具の心地よさをみなさまにお試しいただきました。
田中さんがカウンセリングでお客さまにお話されることは、寝具店員としてひよっこである私にも学びの泉。今回もたくさん吸収して帰ってきました。
▲ISHITAYA代表・田中さん
汗を吸わず湿気や温度を調節できない化繊の寝具は睡眠の妨げになってしまうので、しっかりコントロールしてくれるリネンやウール素材を私たちはおすすめしています。
田中さんもよくそのようにお話されていて、多様な素材の特性とデメリットを教わります。「化繊の毛布は調節できないだけではなく、摩擦や劣化でマイクロプラスチックが中に舞い、それを身体が吸って眠っているんです」と田中さん。
鼻や口から吸っている......シンプルに怖いなと感じました。リネンやウール素材と比べて大きな毛羽が舞わず、軽くて洗える手軽さがよいと思われている方も多いかもしれません。
これはお洋服にも通ずる話です。100%排除するのは難しいですが、極力避けたいものだなと改めて思いました。選ぶことをやめれば、つくられることも減らせるのかなとも。
何気なくこの話を母にすると「やだ、あれもこれもプラスチックね」と思いのほか盛り上がりました。(もっとも身近で盲点だったのは、マスクやティーバッグ)環境にもよいですし、少しでもプラスチックから離れることを心がけたいですね。
▲ちなみに体験会で人気だった寝具は、ムートンベットパッドや羽毛布団
今回は2度目の開催で、前回に続き参加してくださったお客さまも。1度ではなかなか選びきれないところ、ご自宅の環境と身体と相談して再訪される方もたくさんいらっしゃいます。
来年も開催する計画ですので、ぜひご予定くださいね。田中さん曰く、冬の金沢は旬の美味しい海鮮で活気づいているのだとか。旅行を兼ねて、寝具体験ができるgamadan本店への滞在もおすすめですよ。
スタッフわたなべ