エンベロープでは定期的に実施しているアンケートのなかで、眠りや寝具に関する悩みを伺っています。今日はその悩みについて、私たちが知っている解決策をお話したいと思います。
【お悩みの声その1】
「寝つきが悪い。途中で目覚めてしまい、その後はなかなか寝つけません。何度も目が覚めてしまったり、眠りの浅さや休んだ感じがしないのが悩みです」
【アンサー】
すっきり眠れないってつらいですよね。寝つきの悪さや不眠の原因は、肉体的・精神的・物理的など様々な理由が重なって生じています。健やかな日常生活を送るためには、健やかな睡眠が欠かせないのと同様に、日中の過ごし方がよい睡眠を叶えるとも言えます。
日光をしっかり浴びて、バランスのよい食事と適度な運動が大切で、それは年齢による不眠の緩和にも答えてくれます。よく眠れると日中の活動量も上がり、またよく眠れるようになるという循環がポイントです。
また、入眠前のPCやスマートフォンの利用は睡眠を妨げます。脳が昼間だと錯覚したまま眠りにつくことになるので要注意です。
【お悩みの声その2】
「足が冷たくて眠れません。冷えとりグッズ、暖かマット、暖かパジャマなど冬の足元の冷たさ、夏の枕の暑さ、それが簡単に解消できるものがあったら嬉しいです」
【アンサー】
私自身も足の冷たさで悩んでいました。睡眠中に感じる冷えは、寝具の素材を見直してもらうと概ね解決します。冷えの原因は、体質や食生活の影響もあるので個人差はあると思いますがぜひ参考に。
今、どのような素材の寝具で眠っていますか。冷えの緩和におすすめなのは、リネンやウールなどの天然素材。リネンやウールには就寝中の快適なあたたかさに欠かせない力、断熱性・保温性・調湿性があります。
布団にあたたかさが欲しいときは、まず汗を吸わない素材を避け、敷き寝具から見直していただくと快適になります。掛け布団を厚くするよりも、下からの冷気を遮断してあげるほうが変化が大きいのです。
布団は身体から発せられた熱であたたまります。パジャマはできるだけ薄着で、身体があたたかい状態でお布団に入ることも欠かせません。布団乾燥機や湯たんぽで布団を温めておくことも効果的です。
私はウールベッドパッドからはじめました。一枚敷くことで、マットレスで身体が冷えていたことも実感。肌に近いところから天然素材に変えていくことで、身体の芯からあたたかく眠れるようになりました。
スタッフわたなべ